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【リヤド（サウジアラビア）2024年4月5日PR Newswire＝共同通信JBN】stc payは4日、STC Bankへの移行行程の次の段階に進むためのサウジ通貨庁（SAMA）の正式認可を取得しました。このベータ段階の開始は事前に選択された顧客に限定されており、今年後半の一般向けの全面営業の準備となります。この段階はSAMAによって支援されており、デジタル移行と自立促進で極めて重要な役割を果たし、デジタル金融取引の比率を拡大することでキャッシュレス社会に移行するというビジョン2030の野心的な目標に寄与するSAMAの取り組みを確認するものです。
このベータ段階開始により、選択されたユーザーはstc payデジタルウオレットのアカウントをSTC Bankの口座に転換できるようになります。顧客にはSTC Bankの国際銀行口座番号（IBAN）が提供され、追加の銀行サービスが受けられます。
STC Bankは、最先端の金融技術の利用を通じて最大限の安全確実性と顧客保護を確保しつつ、シャリア（イスラム法）に準拠した銀行サービスと金融ソリューションを提供することを目指しています。STC Bankは、顧客中心のデジタル手法を通じた従来の銀行サービスの提供により、サウジの銀行部門に重要な付加価値を与えるでしょう。
stc payは2018年10月に創業、SAMAの認可を受けた最初のフィンテック企業となりました。それ以来、この地域最大のデジタルウオレットとなり、モバイルファーストの手法を通じて1200万人を超える顧客に金融サービスへのアクセスを提供しています。同社は最近、本格的なデジタル銀行に転換するための「SAMA」免許を取得しました。この転換は、金融部門開発プログラムに基づくフィンテック戦略の実行計画と一致しており、サウジ王国を金融技術と技術を基盤とする金融サービス革新の世界的拠点として確立し、それによって個人と地域社会の金融・経済的自立促進の強化を目指しています。
