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第23回日本再生医療学会総会にてTreeFrog社CSO兼共同設立者のMaxime Feyeuxが発表致します

TreeFrog Therapeutics
2024-03-21 07:30 3118

―TreeFrog Therapeuticsは独自技術C-Stem™を用いたパーキンソン病細胞治療プログラムの前臨床モデルにおいて、迅速かつ継続的な運動機能の完全回復を実証[1] ―

フランス、ボルド, 2024年3月21日 /PRNewswire/ -- パーキンソン病の細胞治療プログラムをリードパイプラインとして持つ、TreeFrog Therapeuticsは新潟で開催される第23回日本再生医療学会総会において、同プログラムにおける研究の最新データを発表します。

パーキンソン病は神経変性疾患の中でも2番目に多い疾患で、中脳をはじめとする脳の神経細胞が徐々に失われていくことで発症します。世界中で1,000万人が罹患しており、患者を衰弱させる疾患です。現在は対症療法しかないため、大きなアンメットニーズがあります。症状は通常、ドーパミン作動性神経細胞の60~80%がすでに失われた時点で現れるため、これら神経細胞を置き換えることができる再生医療のアプローチは大きな可能性を秘めています。

TreeFrog Therapeuticsのアプローチでは、独自技術であるC-Stem™を用いて、閉鎖系システムの中でiPS細胞を大量培養し、その後ドーパミン作動性神経細胞に分化した細胞を用います。

「今回発表する前臨床試験の結果は、8ヶ月の時点で、迅速かつ継続的な運動機能の完全回復を示すものであり、私たちは臨床試験に向けて前進することに興奮しています。C-Stem™は、98%の生存率でiPS細胞の増殖を保証し、ゲノムの完全性を維持します。そして同一のシステム内で、成熟したドーパミン作動性神経細胞を含む3次元の神経微小組織に分化させます。これは、単一細胞懸濁液の移植に基づく他の細胞治療アプローチとは対照的な方法です。微小組織では、より優れた再現性や、品質管理(作用機序に応じたドーパミンの定量に基づくバッチ出荷判定が可能になるため)が出来る事など多くの利点があります。」とTreeFrog TherapeuticsのChief Scientific OfficerであるMaxime Feyeux氏は説明します。

プレゼンテーションの詳細 

Ÿ  タイトル:"Scaling-up iPSC-based cell therapies: real-world processes with biomimetic C-Stem technology"

Ÿ  セッション:ポスター9「神経①」/演題番号 P-08-4

Ÿ  日時 :3月21日(木)16:20〜17:10

Ÿ  会場 :朱鷺メッセ1Fポスター会場(展示ホール)

TreeFrog Therapeutics社について

TreeFrog Therapeutics社はフランスを拠点とするバイオテクノロジー企業で、多くの患者に細胞治療へのアクセスを提供することを目指しています。TreeFrogには生物物理学者、細胞生物学者、生物生産エンジニアが結集し、細胞治療開発へのユニークなアプローチを開発します。「Cell Therapy for all(すべての人に細胞療法を)」という使命を実現するため、TreeFrogでは自社の治療プログラムの開発と、他分野の大手バイオテクノロジー企業や業界プレーヤーとの提携を含むビジネスを展開しています。過去3年間で、当社は再生医療における幹細胞ベースの治療パイプラインを進めるために8200万ドルを調達しました。2022年、当社はC-Stem™プラットフォームの採用を推進し、アカデミア、バイオテクノロジー、産業界の大手企業との戦略的提携を確立するため、米国ボストンと日本の神戸に技術拠点を開設しました。

https://treefrog.fr/jp/ 

連絡先 

Rachel Mooney

チーフ・コミュニケーション・オフィサー 

Rachel.mooney@treefrog.fr  

[1]社内資料:ポスター P-08-4, 日本再生医療学会総会 2024年3月21日~23日  

Logo -  https://mma.prnasia.com/media2/2272329/treefrog_Logo.jpg?p=medium600

ソース: TreeFrog Therapeutics