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広州交易会は中国企業の発展を支援

Canton Fair
2014-09-29 15:55 1271

【広州(中国)2014年9月29日PRN=共同通信JBN】海外市場に進出し自社製品に付加価値を付けようとする中国企業がますます増えており、ブランドの構築とデザインの卓越性がかつてなく重要になっている。2年ごとに開催される中国最大の貿易見本市の広州交易会(Canton Fair)はこれを念頭に、有力企業が自社の事業を発展させ国際的なライバルに対し競争力をつけることを支援している。

そうした企業の1社は、1998年に創立されたカバン会社のNewcomer Groupである。現在Newcomerは3000人を雇用し、年間売上高は1億米ドルに迫っている。

Newcomerは広州交易会の古くからのパートナーで長年出展しており、ブランドを販促するために特別に装飾したブースをいつも使っている。Newcomerゼネラルマネジャーのリンダ・ツァオ氏は「Newcomerは広州交易会に16年間出展しており、その間に会社は大きくなりよくなった。毎回、当社はOEM、ODM、OBMに特化した最高のデザイナー、技術者、ビジネスチームを送り出してきた。当社の目標は革新的でグローバルなマルチブランドの運営者になることだ」と説明している。

ツァオ氏はまた「さらに、広州交易会製品デザインセンター(PDC)を通じて欧州のデザイナーと頻繁に交流することで、多くのインスピレーションを得ており、それが当社で最も革新的な製品のいくつかにつながった」と語っている。

広州交易会とともに成長してきた別の会社にHuida Groupがある。この会社は1998年に初めて広州交易会に出展した大手の衛生陶器メーカーで、当時の売上高は100万米ドルに満たなかった。Huidaは現在、年間売上高3億2500万米ドルに達し、輸出額は約1億米ドルになっている。

Huida Groupのシン・ジンロン副社長は「最初の出展以来、当社は広州交易会と親密な関係にある。海外顧客の大多数は広州交易会で出会ったものであり、大幅な輸出拡大につながっている。実際、当社輸出の65%は広州交易会を通じたものである。広州交易会は当社のブランドと事業のアップグレートにとって最高のプラットフォームである」と語った。

中国軽工工芸品進出口商会(CCCLA)のチャン・ジエ副理事長は「成功するため中国企業はデザインと革新性、ブランド構築、技術とサービスに焦点を合わせる必要がある」と指摘している。

HuidaとNewcomerの両社は第116回広州交易会に出展する。Huidaの出展場所はエリア10.1 A06-19、同A04-05、同B06-07、同11.2 D34-36、同E12-14(10月15 -19日)。Newcomerはエリア9.3 L07-08、同10.3 G35-41、同H06-12(10月31日-11月4日)。

詳細は以下を参照。

http://www.cantonfair.org.cn/en/index.asp

ソース:Canton Fair

ソース: Canton Fair