【サルバドール(ブラジル)2024年2月2日PR Newswire=共同通信JBN】トリナ・ソーラー(Trina Solar Co., Ltd.)の1部門、Trina Trackerは、Brazilian National Social Development Bank(BNDES、ブラジル国立経済社会開発銀行)から、同社のVanguard 1P単軸トラッカーに対するFINAME(機械設備融資)コードを取得しました。これによりトリナは、顧客により大きな経済的利益を保証し、同社のブラジルの拠点を中心としたプレゼンスとサービスに対するコミットメントを強調しました。
FINAMEはBNDESが創設した融資制度で、ブラジル製の機械設備の購入に関心のある企業を対象としており、この融資枠の最大の魅力は連邦政府からの補助金により低金利であることです。工場と製品トラッカー企業がFINAMEコードを受け取るには事前に、部品の現地生産の国有化率や部品を生産する現地労働力など一連の基準を満たす必要があります。
Trina Trackerの主力製品であるVanguard 1Pシリーズは、先進のAI技術であるSuperTrackインテリジェント自己学習アルゴリズムを搭載しており、パネルの角度と動きを最適化し、さまざまな光や地形条件に対応することができます。
TrinaTrackerのMarcus Fabrino中南米・カリブ海地域責任者は、SuperTrackを搭載したVanguard 1Pソーラートラッカーは発電量をさらに最大8%増加させることができると述べました。
Fabrino氏はまた、トリナの施設での設置トレーニング、顧客向けの技術支援、プラントの運転・メンテナンス中に迅速に交換できる機器と部品の保証在庫など、同社が提供するその他の現地での取り組みについても強調しました。これらは、顧客が太陽光発電所の全耐用期間中、完全な技術サポートを受けられることを保証するための重要なポイントです。
現地化されたサプライチェーンは、FINAME評価で非常に重視される指標で基本的な役割を果たす顧客にとっても強力な保証となります。Trina Trackerの最近の現地化には、ブラジルのバイーア州サルバドールに中国とスペイン以外で初のソーラートラッカー工場を設立したことなどがあります。
TrinaTracker Manufacturing and Supply ChainのMarcos Michel Frank在ブラジル責任者は、ブラジル工場の開設により、同社の年間生産能力は10GWに増加し、TrinaTrackerの世界的な製造能力が大きく前進することになると述べました。
一方、中南米・カリブ海地域のトラッカーサプライヤー上位5社の1社として知られるTrinaTrackerは、効率的で正確な納品とサービスを保証するため、地域サービスチームを完備しており、この市場におけるトリナの存在感を高めています。