アスタナ・オペラはEurasian Resources Group（ERG）とともに、社会慈善プロジェクト「児童とアート」を展開しました。この取り組みは、才能あるカザフスタン地方の家族が困難な状況に置かれている子供や、孤児院の子供などの世界に対する審美眼や創造力を養うことを目指しています。
アスタナ（カザフスタン）, 2024年1月30日 /PRNewswire/ -- Astana Opera（アスタナ・オペラ）はカザフスタン文化情報省が設定した課題に取り組み、母国の文化を支援、保存しています。この劇場は慈善活動にも配慮し、孤児、障害のある子供、大家族向けの公演、学童対象の演劇レッスンなどのイベントを開催しています。
「Children and Art（児童とアート）」プロジェクトは劇場の慈善活動として、引き続きアートを若い世代に大衆化して、文化的価値を子供たちに広めています。
このプロジェクトは、国内の主要地域と都市に住む社会的弱者層家族の児童を対象に企画されました。主催者が旅費、宿泊費、食事代の全てを賄いました。カザフスタンの17地域と主要3都市から約600人の児童がAstana Operaを訪れ、舞台裏を見学し、子供用スタジオで演劇レッスンやマスタークラスに参加し、制作スタッフに会って制作に加わり、アスタナを見て回りました。
プロジェクト主催者は子供たちや付き添いの教師から、多くの親切なフィードバックを受け取りました。不思議で素敵な演劇世界との初めての出会い、首都の名所訪問、Eurasian Resources Group（ERG）の支援を受けて劇場で用意されたギフト、おやつ、その他のエンターテインメントイベントは、子供たちにとって忘れられない出来事になりました。
慈善活動の成果に基づいてドキュメンタリー映画「Children and Art」が撮影され、カザフスタン全土の子供に文化教育と支援をする重要性を物語りました。Astana Operaは困窮している人々を支援するだけでなく、他の人々に模範に倣うよう促しています。劇場は公式ウェブサイトにQRコードを掲載し、支援を待ち望む孤児院や社会的組織の連絡先リストを公開しています。
Astana Operaにとって2023年は重要な出来事がたくさんありました。キリアン（Kylian）の「小さな死（Petite Mort）」、レーヴェンショルド（Lovenskiold）の「ラ・シルフィード（La Sylphide）」、ロッシーニ（Rossini）の「アルジェのイタリア女（L'Italiana in Algeri）」、チャイコフスキー（Tchaikovsky）の「イオランタ（Iolanta）」、キュイ（Cui）の「長靴をはいたネコ（Puss in Boots）」がレパートリーに加わりました。また、Astana Opera International Opera Academy初の卒業式があり、ポーランド、スロベニア、ジョージア、アラブ首長国連邦（UAE）でツアーをしました。
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