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Tau Group、成長促進と生産能力強化のためのシリーズBラウンドで1100万ユーロの資金調達を完了

Tau Group
2024-01-30 17:00 1122

*CDP Venture CapitalとSantander Alternative Investments(Santander InnoEnergy Climate Fundを通じて)が主幹事を務めたこの資金調達ラウンドは既存の投資家も加わり、Tau Groupの新施設での生産能力拡大と同時に展開

トリノ(イタリア), 2024年1月30日 /PRNewswire/ -- エネルギー転換と脱炭素化を推進するリーディング・テクノロジー企業、Tau Groupは電気モーター用絶縁電線の新たな世界標準を確立しようとしています。Tau Groupは、シリーズB資金調達ラウンドで1100万ユーロの調達に成功しました。このラウンドでは、CDP Venture CapitalとSantander Alternative Investments(Santander InnoEnergy Climate Fundを通じて)が主幹事を務め、既存投資家から継続的な支援を受けました。この戦略的資金調達は、Tau Groupが自動車業界のパートナーとの間で最近締結した長期供給契約の履行に向け、新施設での生産能力を同時に拡大することに沿ったものです。 

Tau Groupはエネルギー転換の最前線に立ち、エネルギーの脱炭素化と輸送の電化に特化しています。同社の特許技術は、持続可能で資源を最小限に抑える製造と、効果的な電化に必要な堅牢な性能のバランスを取っています。高性能の銅、アルミニウム、鋼線用の炭素に配慮した保護コーティングに注力することで、より小型で環境に優しく、長寿命で強力なモーター、変圧器、発電機を開発する重要な役割を担っています。

Tau GroupのFrancesco Taiariol最高経営責任者(CEO)兼共同創業者は「この1100万ユーロの資金調達は、Tau Groupにとって極めて重要な瞬間であり、持続可能なテクノロジーの前進をリードするという当社のコミットメントを強化するものです。CDP Venture CapitalとSantander InnoEnergy Climate Fundの支援により、当社はe-モビリティーの採用を加速させ、世界の交通事情に前向きな変化をもたらす態勢を整えています」と述べました。

CDP Venture Capitalはコーポレート・ベンチャー・キャピタル・ファンドであるCorporate Partner Iを通じて、IndustryTechファンドおよびEnergyTechサブ・ファンドとともに運営に参加しています。CDP Venture Capitalは、地域のイノベーションへの投資を最大化する目的で、CDP Venture Capitalが設立・運営し、Financial Institution of Piemonte Region Finpiemonteが引き受ける地域共同投資ファンドPiemonte Nextと共同で投資を行っています。

Corporate Partners I ファンドのIndustryTechサブ・ファンドであるCDP Venture CapitalのEnrico Filì責任者は「Tau Groupが特許を取得したこの画期的な技術は、導体性能を大幅に向上させ、業界における競争優位性を提供し、電気伝導の世界におけるより持続可能なソリューションへの道を開くことを約束します。今回の資金調達は、国際的な自動車産業からの需要増加を満たすことを目的とした新工場と新生産ラインを通じて、Tau Groupの生産能力を支援するものです。Tau Groupは、CDP Venture Capitalのcvcファンドの理想的なターゲットであり、大規模な産業グループと新しい破壊的ソリューションの架け橋となる企業を支援します」とコメントしています。

Santander InnoEnergy Climate Fundの使命は、モビリティーを含むさまざまなセクターのエネルギー転換を加速させることです。このような焦点は、ファンド(SantanderとInnoEnergy)を支える企業の専門知識とネットワークとともに、現時点でのTau Groupにとって完璧な支持者となっています。

Tau Groupは持続可能なマグネットワイヤー製造の分野で前進を続けており、今回の追加資金調達は、世界規模での成長と影響力というエキサイティングな章の準備を整えるものです。今回調達した資金は、Tau Groupの成長軌道を後押しし、野心的な目標を達成する能力を高めることになります。この投資は、Tau Groupが最近締結した自動車分野での長期供給契約から生じる需要に応えるための重要なステップである、生産能力の拡大において極めて重要な役割を果たすことになります。Tau Groupは、持続可能性の推進、技術革新の促進、そしてエネルギー転換の広範な目標への貢献に引き続き取り組んでいきます。

Tau Groupは、エネルギー転換、エネルギーの脱炭素化、輸送の電動化の中核を担うテクノロジー企業です。同社の特許技術は、持続可能で資源を最小限に抑える製造の必要性と、電化に必要なパワー、信頼性、性能を調和させ、より小型で環境に優しく、長寿命でパワフルなモーター、変圧器、発電機を可能にします。Tau Groupは、高性能および標準的な銅線および鋼線用の炭素を意識した保護コーティングに重点を置いています。

CDP Venture Capitalは、CDP Equity(70%)とInvitalia(30%)が参加する資産運用会社で、ベンチャーキャピタルをイタリアの経済発展とイノベーションの礎石とし、イノベーション・エコシステム全体の全体的で持続可能な成長のための条件を整えることを目標としています。CDP Venture Capitalは、ライフサイクルのあらゆる段階で革新的な企業を支援するため、直接投資と間接投資(ファンド・オブ・ファンズ)の両方を行いながら、30億ユーロを超えるリソースを13の投資ファンドで運用しています。

Santander Asset Management傘下のSantander Alternative Investments SGIICはデットファイナンス、貿易ファイナンス、ベンチャーキャピタル、不動産、インフラストラクチャーおよび、FoF戦略を通じて20億ユーロのコミットメント資金を有するオルタナティブ投資ファンドマネジャーです。従業員数は60名で、その半数が投資チームを構成しています。Santander Asset Managementは、Santander Wealth Management & Insurance (WM&I)の一部門として、欧州と中南米に強固な基盤を持つグローバルな資産運用会社です。その歴史は50年以上に遡り、10カ国で事業展開し、投資信託や年金制度から機関投資家向けマンデートやオルタナティブ投資に至るまで、あらゆるタイプの投資手段で2150億ユーロの運用資産を有しています。全世界で820人以上の従業員を擁し、そのうち約210人は資産運用に10年以上の経験を持つ投資スペシャリストです。その投資手法と現地チームの分析能力は、厳格なリスク管理と相まって、市場機会と顧客のニーズに対する独自の知見をもたらしています。数字は2023年12月現在。 

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ソース: Tau Group