【シンガポール2024年1月11日PR Newswire=共同通信JBN】ノボジーン(Novogene)は、PacBioのシーケンサーRevioを6台追加取得し、マルチプラットフォームシーケンス技術を増強することで、ロングリード・シーケンス能力をさらに拡大します。この戦略的投資は、ロングリード・シーケンス能力とグローバルプレゼンスの強化に向けたノボジーンの取り組みを強調するものです。
ノボジーンは、PacBioの最新シーケンサーRevioの導入で、ロングリード・シーケンス活用サービスの強化を目指しています。PacBio Revio早期導入企業であるノボジーンは、ロングリード・シーケンスの最前線に立っています。Revioシーケンサーはデータ出力が15倍に増え、科学的な研究・発見を促進します。同社の多額投資の狙いは、希少疾患、医薬品開発、がん研究、神経疾患、地域住民の健康といった主要分野でこの技術をより幅広く活用することにあります。
ノボジーングローバル製品センターのLi Yixueゼネラルマネジャーは「当社は、多様なプラットフォーム、大規模な生産能力、深い研究開発専門知識により、シーケンシングサービスプロバイダーのグローバルリーダーとなっています。当社が取り組んでいるのは、ライフサイエンス業界の礎となり、提供が正確かつ迅速なだけでなく、品質と費用対効果の高いソリューションを提供することです」と語っています。
PacBioのJeff Eidel最高商務責任者は「2017年以来、PacBioの重要なパートナーであるノボジーンとの連携が深まったことに感激しています。ノボジーンは長年にわたり当社の技術と活用法を宣伝してくれましたし、今後もそうしてくれるでしょう。これからも連携を継続していけるよう期待しています」と語っています。
ノボジーンはこの6カ月間で、PacBio Revioシステムを大幅に進化させ、哺乳類、海洋生物、植物を含む300超の生物種にサービスを拡大、1000を超えるSMRTセルを活用しています。質の高いPacBioのHiFiデータに支えられたノボジーンの第3世代ゲノム研究への取り組みは、染色体レベルからT2Tアセンブリまでの大幅な進歩を可能にし、ゲノム研究能力を向上させました。ノボジーンは現在までに、1000種を超えるゲノムマップを作成し、137の共著論文を国際学術誌に発表、1400超という驚異的な累積インパクトファクターを達成しました。
2024年に向けてノボジーンは、顧客の多様なニーズに応えるため、さまざまな先進技術プラットフォームを活用し続ける予定です。費用対効果が高く、高品質で信頼性の高い製品とサービスを提供することで、ノボジーンは世界中で信頼される研究パートナーとしての地位を確固たるものにすることを目指しています。
ソース:Novogene
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