【アディスアベバ(エチオピア)2023年12月21日PR Newswire=共同通信JBN】ユネスコ(UNESCO)とファーウェイ(Huawei、華為技術)は先週、2020年から両者がエチオピア、エジプト、ガーナで実施してきたTechnology-enabled Open School Systems for All(TeOSS)プロジェクトの下で、エチオピア教育省にICT機器を寄付しました。
今年終了予定で、ファーウェイのTECH4ALLイニシアチブの下に置かれている3年間のプロジェクトの一環として、ユネスコとファーウェイは、エチオピアのさまざまな地域にある24校の対象中等学校に480台のタブレット、48台のアクセスポイント、24台のスマートボードを提供しました。
エチオピアのAyelech Eshete教育担当相は「教育への献身と、この非常に重要な時期に多大な寄付をしていだだいたことに対して、ユネスコとファーウェイに改めて感謝の意を表します」と述べました。同相はまた、受け取り対象となる中等学校に言及して「おかげで、学生たちは多様な教育資源を探り、教科書以上に知識を広げ、情報と学習体験の広範な世界的ネットワークとつながることができるようになります」と付け加えました。
これらの機器は、教育者や教育施設の能力を構築することにより、情報格差を埋め、教育の一体性と公平性を高めるというプロジェクトのより大きな狙いを支える一助となります。
AU、UNECAへのユネスコ連絡事務所のディレクターおよびエチオピア代表のRita Bissoonauth博士は「エチオピア全土の中等学校に最新のICT機器が納入されるのを目の当たりにし、私たちはこの取り組みにおける重要なマイルストーンを迎えました。教育省と各地方教育局によって受け取り対象校として選定されたこれらの学校は今、教室にテクノロジーを組み入れる機会を得て、より高度な学習、コラボレーション、スキル開発のチャンスを学生に提供します」と語りました。
3年間のTeOSSプロジェクトはエチオピアで、研究指定校をつなぎ、教師と学生をトレーニングし、Teacher Training Platformと統合されたLearning Management Systemを築くICTインフラ構築に焦点を当てています。このプロジェクトのより広範な目標には、家庭、教室、その他のシナリオで教育資源を利用可能にすることで、通常および危機的な状況の両方において必ず学習を続けられる危機に強い学校組織を作ることを含みます。
2020年のプロジェクト開始以来、プロジェクトパートナーは、アフリカでプロジェクト規模の拡大を視野に入れ、エチオピア、エジプト、ガーナでプロジェクトの成果を策定・評価してきました。特に重点を置いているのは、低資源国の学校に手を差し伸べ、全ての人に生涯学習の機会、そして学生に教育の公平性と質を与えることのできるテクノロジー対応校に変貌させることです。
ユネスコとファーウェイのパートナーシップは、学生や国民がデジタル世界に積極的に参加できるように支援し、将来の課題や機会に対して十分な準備ができるようにするエチオピア政府の継続的な取り組みによって支えられています。
▽UNESCOについて
ユネスコ(UNESCO)は国際連合教育科学文化機関です。公正で包摂的、平和的、オープンで、知識に基づく社会を構築することを目指しています。詳細は、 https://www.unesco.org/en/fieldoffice/addisababa をご覧ください。
▽エチオピア教育省(Ministry of Education of Ethiopia)について
全市民のために質の高い公平な教育を確保し、国の経済発展を促進する有能で競争力のある労働力を継続して生み出す教育とトレーニング制度を持続可能な方法で構築することをビジョンとする教育省です。
詳しい情報はhttps://moe.gov.et/ をご覧ください。
▽ファーウェイTECH4ALLについて
TECH4ALLは、ファーウェイの長期的なデジタルインクルージョンイニシアチブおよびアクションプランです。TECH4ALLは、革新的なテクノロジーとパートナーシップによって可能になり、デジタルの世界でのインクルージョンとサステナビリティ-の促進を支援することを目指しています。
より詳しい情報は、Huawei TECH4ALLウェブサイトhttps://www.huawei.com/en/tech4allをご覧ください。
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