【東京2023年12月14日PR Newswire=共同通信JBN】中国美術学院(China Academy of Art、CAA)創立95周年の中心的な学術イベントInter(World)View2023: Mutual Learning of Civilizations(インター(ワールド)ビュー:文明の相互学習)を準備するにあたって、CAAの12チームがアマゾンのジャングル、サンフランシスコのシリコンバレー、アイスランドのカルデラ、ミラノにあるレオナルド・ダビンチの家、モスクワの労働者クラブ、ダルマチア地方の岩面彫刻など、コア地点12カ所の文明史とアートの背景にある人類学的意味を求めて世界中を巡りました。
CAA建築学部のWang Xin准教授率いるチームは、日本の鎌倉、東京、神戸などを訪問し「東洋のモダニズム」の先駆者、千利休の探究に着手しました。チームはコアとして時間をかけ、千利休を接平面として中国と日本の造園の違いを区別し、中国と日本の庭園の相互学習を始めました。
チームは36カ所を訪れ、OMAチーフデザイナーで建築理論家、都市計画専門家、ハーバード大学都市デザイン教授のRem Koolhaas氏、東京都市大学の小林克弘名誉教授を含む専門家や学者11人とインタビューしました。庭園は古代と現代の対話の窓であり、世界思考の集中的表現です。歴史的視点と現代的ニーズから、チームは継続的なコミュニケーションの確立に努め、中国と日本の「庭園コミュニティー」構築に努めています。
チームは文明を探究した後、他の11チームと共に中国東部の浙江省の良渚と杭州で再編成され「Reports from the World」フォーラムの映画撮影と「Starplex」展示会を開始し、彼らが世界各地で質問し考えたことを共有して交流しました。
Inter(World)View(IWV)はCAAの長期プロジェクトで、学院はそれによってアートを通じた文明史の解読を試み、文明史の有利な視点からアートを理解し、美術史と専門的観点の既存概念を超越し、アートの展望と学院の関心が再び開かれるよう努めています。
ソース:China Academy of Art