YottaがShakti Cloudを発表:NVIDIA H100 TensorコアGPUを搭載した16エクサフロップスのAIコンピューティング能力を備えるインド最大のスーパーコンピューターで、インドの大規模なAIイノベーションを推進
ムンバイ(インド, 2023年12月7日 /PRNewswire/ -- Yotta Data Servicesは5日、Shakti Cloudプラットフォームに最先端のGPUコンピューティングインフラストラクチャーとプラットフォームを提供するため、NVIDIAと提携したと発表しました。この提携により、インド国内の極めて多数の組織、企業、AI研究者、数多くの新興企業が最先端のAI機能を利用できるようになり、インドにおけるAIソリューションの開発が促進されます。このサービスによって、Yottaの顧客は、大規模言語モデル(LLM)やその他のAIワークロードをトレーニングでき、インド、アジア、より広範な世界市場の増大するニーズに応えることができるようになります。
Yottaは既にAIおよびHPCワークロード用の強力なGPUであるNVIDIA H100 Tensor Core GPUを大量注文しており、2024年1月までに4096基のGPUで、2024年6月までに1万6384基のGPUで運用を開始する予定です。NVIDIAの全面的なサポートと、インドの独立AIランドスケープを育成するというビジョンの共有によって、Yottaは2025年末までにGPUを3万2768基まで大規模にスケールアップする予定です。これにより、研究機関、企業、スタートアップ企業によるHPCおよびAIワークロード向けの高性能GPUに対する膨大な需要に直接対応することになります。
この提携により、Yottaはインド初のNVIDIA Partner Networkクラウドパートナー(NCP)となり、エリートパートナーとしてグローバルNCPリストに加わります。
さらに、Yottaは、NVIDIA InfiniBandネットワーキングを備えたNVIDIA駆動のリファレンスアーキテクチャーを展開し、GPUクラスターがHPCワークロードだけでなく、大規模なAIトレーニングや推論ワークロード向けに、大規模で優れたパフォーマンスを提供できるようにします。
YottaのShakti Cloud AIプラットフォームには、インド企業が強力なAIツールや製品を開発するのに役立つ基本的なAIモデルやアプリケーションなど、さまざまなPaaSサービスが初めから搭載されています。
Yottaは、NM1に1万6384基のGPUから成る最初のクラスターを展開します。NM1は、ナビムンバイにあるYottaの高い評価を受けているアジア最大のアップタイムTier-IVデータセンターです。次にYottaは、デリー近郊のグレーターノイダにあるYottaの最新かつ最大のハイパースケールデータセンターであるD1に同様のサイズのクラスターを展開します。
この提携は、インドのAI導入の取り組みが驚異的な成長を遂げ、同国が研究、オンラインゲーム、デジタルコンテンツ作成の中心地となりつつあるタイミングで実現しました。インドにおけるAI導入は、年間平均成長率20%以上で増加し、2030年までに140億米ドルに達すると予想されています。インドのゲーム業界も同様に、猛烈な勢いで成長し、2025年までに50億米ドルに達すると予想されています。これらの産業は全て、予想される顧客の需要を満たすためにGPUコンピューティングに大きく依存しています。
YottaのDarshan Hiranandani共同創設者兼会長とYottaのSunil Gupta共同創設者兼最高経営責任者(CEO)がこの興奮を共有しました。「Yottaは、GPUテクノロジーの世界的リーダーであるNVIDIAと提携し、デジタルBharat(インド)というモディ首相のビジョンに沿ったコンピューティングイノベーションの新時代を導くShakti Cloudプラットフォームをインドで立ち上げることを誇りに思います。当社のスケーラブルなクラウドおよびデータセンターインフラストラクチャーとNVIDIAの最先端のGPUテクノロジーを活用し、比類のないGPU-as-a-Serviceソリューションによってインドの企業、政府、スタートアップ企業、研究者を支援することで、AI、機械学習、ゲーム、コンテンツ作成、科学研究の進歩を促進するこのジャーニーに乗り出すことに興奮しています。Yottaは、成長、効率、卓越性を推進するためのサービスとしてNVIDIA GPUのパワーを提供し、インド国内でイノベーションを加速し、業界を変革することを目指しています。このコラボレーションは私たちのジャーニーにおける重要なマイルストーンであり、それがお客さまとインド全体にとって無限の可能性を秘めていることに興奮しています。また、これを実現するための情報技術省、マハラシュトラ州とウッタルプラデシュ州の両政府の継続的な支援にも感謝します」
NVIDIAのJay Puriワールドワイドフィールドオペレーション担当エグゼクティブバイスプレジデントは、今回の進展について「インドは技術革新とデジタルトランスフォーメーションの活気に満ちたハブとして台頭してきました。Yottaとの協力は、AIを大規模に実現する専門的なインフラストラクチャーへのアクセスを開放し、インドの顧客にGPU機能を提供することで、AIの進歩を加速させ、業界全体のイノベーションを促進します」と述べました。
今回の提携の主なハイライト:
Yottaは、GPUリソースへのアクセスを民主化し、さまざまなセクターのイノベーションと競争力を促進することを目指しています。YottaのShakti Cloudは、GPUとそれに関連するさまざまなAIおよびPaaSサービスを、長期予約のオプションを備えた時間単位の使用モデルにより、コスト効率の高い方法で提供します。
Yottaの卓越したテクノロジーとイノベーションへのコミットメントは、インド国内のデジタルトランスフォーメーションを加速するという同社の使命と完全に一致しています。
YottaのShakti Cloud GPU-as-a-Serviceサービスの詳細については、https://yotta.com/shakticloud をご覧ください。
▽Yottaについて
Yotta Data Servicesは、クラウド、GPU、データセンターホスティング、コネクティビティー、サイバーセキュリティーサービス、サイバーワークスペース、マネージドアプリケーション、幅広いマネージドITサービスを提供する新時代のデジタルトランスフォーメーション・サービスプロバイダーです。Yottaは、パンベル(ナビムンバイ)とグレーターノイダ(デリー)にある2つのハイパースケールデータセンターパークでクラウドリージョンを運用しています。YottaのクラウドはMeitYエンパネル(VCCおよびGCC)です。Yottaは、オープンソースベースの機能豊富なハイパースケールクラウド「Yntraa」を2023年末までに発表することに取り組んでいます。
パンベルにあるYottaの最初のデータセンターYotta NM1データセンターは、巨大な600MW DCキャンパスの一部であり、2021年と2023年のDatacloud Global AwardsでAPAC最高のデータセンターとして認められており、世界で2番目に大きいUptime Institute認定Tier IV施設です。2022年10月に開設されたYotta Greater Noida DC Parkは、インド北部最大の180 MWの巨大なキャンパスです。Yottaが受けた数多くの賞と認証には、RBIのサイバーセキュリティーフレームワークおよびローカリゼーションフレームワーク、パブリッククラウドでの個人情報保護のISO27017、プライバシー情報管理(PIMS)のISO 27701、PCI-DSS、SOC2-Type 2、SOC3などが含まれます。詳細はウェブサイトwww.yotta.com をご覧ください。
▽NVIDIA Corporationについて
NVIDIA Corporation(NASDAQ: NVDA)は、GPU(Graphics Processing Unit)テクノロジーの世界的リーダーです。同社は、ゲーム、人工知能、データセンター、オートモーティブコンピューティングを含む幅広いアプリケーションを強化する先進的なGPUを設計・製造しています。NVIDIAの革新的なテクノロジーは、ディープラーニング、自動運転車、スーパーコンピューティングなどの業界の進歩を推進しています。1993年に設立され、カリフォルニア州サンタクララに本社を置くNVIDIAは、コンピューティングに革命をもたらし続け、人々と企業が前例のないレベルのパフォーマンスを達成できるソリューションを提供しています。詳細はウェブサイトwww.nvidia.com をご覧ください。
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