ノイダ(インド)、サンフランシスコ, 2023年12月7日 /PRNewswire/ -- 「品質保証の未来 2023」と題されたラムダテスト(LambdaTest)による新たな調査は、70ヶ国1,615人のソフトウェアテストプロフェッショナルを対象に行われ、2023年のソフトウェアテストの実践に新たな光を当てています。その結果、78%がすでにワークフローにAIを導入していることが明らかになりました。
ラムダテストの新しい調査では、ソフトウェアの信頼性向上のニーズに対応するため、組織の72%がテスターを「スプリント」計画セッションに関与させていることが示されています。これは、ソフトウェア品質がソフトウェア開発ライフサイクルの早い段階で考慮される方向に大きくシフトしていることを示しています。しかし、小規模な組織では、この指標においてはテスターを毎回のスプリントに関与させているのはわずか61.60%であり、遅れている状況が見られます。
こうした効率化のなかでも、AI技術の導入が急速に進んでいることがこの調査で明らかになっています。ソフトウェアテスターが報告したAIの利用法には、テストデータの自動生成(51%)、自動テストのためのコードの記述(45%)、テスト結果の分析と報告(36%)、そしてテストケースの作成(46%)が含まれています。
調査が明らかにしたもう一つの重要な洞察は、組織の89%がCI/CD(継続的インテグレーションと継続的デリバリー)ツールを通じてテストの展開と実行を自動化しているにもかかわらず、45%の組織しか自動化されたテストを手動でトリガーしておらず、CI/CDツールを効果的に活用していないということです。
この調査は、ソフトウェアテストには依然として課題が存在していることを浮き彫りにしました。74%のチームがテストの実行に対して構造化されたアプローチを欠いており、それにより効率が損なわれ、リスクレベルや顧客フィードバックなどの要因を見逃す可能性があります。さらに、多くのチームがソフトウェアの信頼性を測定するためのデータ駆動型の洞察を欠いており、48%以上が基本的なテストインテリジェンスや観測性システムすら持っていない状態です。
ラムダテストのCEO兼共同設立者であるAsad Khan氏は、次のように述べています。「ラムダテストでは、AIの導入は重要な前進ですが、旅はここで終わらないことを理解しています。例えば、我々の調査では、生産性に影響を与えるフラッキーテストやテスト環境の設定とメンテナンスに費やされる時間など、ボトルネックに対処する必要性が浮き彫りにされています。このことは、我々にチャンスであると同時に、課題でもあります。これらのボトルネックに効果的に対処し、プロセス内でソフトウェア品質を推進するための適切なツールを開発することが求められています。」
『品質保証の未来 2023』に関する調査報告書を読むには、こちらをご覧ください:https://www.lambdatest.com/future-of-quality-assurance-survey
ラムダテスト(LambdaTest)について
ラムダテストは、開発者とテスターがコードをより迅速に送り出せるように支援する、業界をリードするデジタル体験テストクラウドです。130ヶ国以上の国で10,000社を超える顧客と200万人以上のユーザーが、テストニーズを満たすためにラムダテストを利用しています。
ラムダテストは、DevOpsライフサイクルのさまざまな段階にある顧客に対して、以下のような安全かつスケーラブルなテストオーケストレーションを提供します。
詳細については、https://lambdatest.comをご覧ください。
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