保健指導者らは武力紛争下での健康保護に関する報告書作成へ
ドーハ(カタール), 2023年12月7日 /PRNewswire/ -- Qatar Foundation for Education, Science and Community Development (QF、カタール教育・科学・地域開発財団)のイニシアチブである世界保健革新サミット(World Innovation Summit for Health、WISH)は、WISH 2024サミットを2024年11月13日と14日にドーハで開催すると発表しました。
2日間にわたり、2000人以上の保健政策立案者、イノベーター、研究者、実務者がカタールに集まり、世界最大の保健上の課題に対する革新的な解決策を模索します。
WISH 2024はWISHの7回目の開催となり、今や世界の保健カレンダーに欠かせないイベントとして確固たる地位を築いています。
QF会長のシェイク・モザビント・ナセル(Sheikha Moza bint Nasser)妃殿下と世界保健機関(WHO)事務局長の(Tedros Adhanom Ghebreyesus)博士とのハイレベルの話し合いを経て、WISHはWISH 2024に向けWHOと戦略的パートナーシップを結ぶことになり、近年続いてきた両者の関係が公式化されることになりました。
このパートナーシップの中心は、WHOが主導する3つの共同研究プロジェクトであり、イベントでの詳細な議論のために、エビデンスに基づいた報告書を作成します。
さらに、国内外のパートナーがWISHと協力し、保健システム、倫理、身体的健康、精神的健康などの分野におけるさまざまな問題について、サミットに向けた報告書を作成します。WISH 2024は、グローバルヘルスにおける地域的視点の必要性を引き続き強調していきます。
WISHのSultana Afdhal 最高経営責任者(CEO)は、12月4日に行われたWISHとWHOの協力協定調印式にテドロス博士とともに出席しました。
協定調印式には、カタール保健相であり、世界保健機関(WHO)執行理事会長でもあるハナーン・ムハンマド・クワーリ(Hanan Mohamed Al Kuwari)博士が立ち会いました。カタール保健省はWISHの戦略的パートナーであり、10年前の第1回からサミットを支援しています。
Sultana Afdhal氏は「来年11月、WISH 2024に再び参加できることをうれしく思います。私たちは、エビデンスに基づく研究がグローバルヘルスの実践に役立つようなプラットフォームを作ることに引き続きコミットしていきます。WISH 2024の立ち上げにテドロス博士をお迎えし、戦略的パートナーシップのニュースを共有し、より健康で公平な世界を目指す私たちのビジョンを共有できることを光栄に思います」と述べました。
テドロス博士は、カタール財団会長のシェイク・モザビント・ナセル妃殿下に対し、新たなパートナーシップに対する感謝の意を表明し、以下の通り述べました: 「WISHとの協力関係の拡大は、これまでの実績の上に築かれるものであり、結核、緩和ケア、武力紛争下での健康保護など、差し迫った世界的な健康問題に取り組む私たちの共同の決意をさらに示すものです。私たちは、エビデンスベースに貢献することを楽しみにしており、パートナーシップに大いにコミットしています」
WISH 2024のテーマと講演者は、今後数カ月の間に発表される予定です。会議への参加を希望される方は、WISHのウェブサイト(wish.org.qa)から登録願います。
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