スプコンが30周年を祝う
【杭州(中国)2023年12月4日PR Newswire=共同通信JBN】スプコン(SUPCON)(688777.SH, SUPCON.SW)は11月23日、杭州オリンピックスポーツセンターで「Embracing the New Horizon, Towards the Shared Future(新たな地平を抱き、共有する未来へ)」をテーマに30周年記念イベントを開催しました。6000人を超えるスプコンのグループメンバーが集い、30年にわたる目覚ましい業績の喜びを分かち合いました。10万人以上の世界中の観衆がオンライン・ライブストリーム配信に参加しました。
オープニングセレモニーでは、杭州市浜江ハイテク区副区長のGao Chong氏、SINOPECの情報・デジタル変革管理部門ゼネラルマネジャー兼副主任技師のWang Zizong氏、Phoenix Contact ChinaのゼネラルマネジャーであるGu Jiandang氏ら来賓が祝辞を述べました。スプコンのChu Jian創設者は、「Moving Forward, Achieving Excellence(前進し、卓越性を達成)」と題した基調講演を行い、30年にわたってスプコンを支えてくれたすべての友人に感謝の意を表しました。Chu氏は「前途は不確実性に満ちています。しかし、スプコンが5つの重要な点を堅持することを願っています。それは顧客と社会のために価値を創造すること、正しくて困難な行いをすること、そして集中し、信頼されることです。情熱を持ち続け、卓越性を追求してください。オープンさを維持し、協力のエコシステムを育成してください」と述べました。
続いて、プログラムが「Crossing Mountains and Seas」、「Embracing High in Clouds」、「Dancing with the Stars」の3つのチャプターで始まりました。 このチャプターのそれぞれは、スプコンの発展の重要な段階と対になるものでした。スプコンの成長は、中国の産業と都市化の急速な上昇を反映しています。30年前に創業したスプコンは、「産業をよりスマートに、生活をより楽に」という企業ビジョンを、産業能力を強化する国家的イニシアチブと一致させ、中小規模の化学プロジェクトから、100万トンのエチレン・プラントや1000万トン精製複合施設のMACプロジェクト、スマートシティー・メガプロジェクトや国家戦略プロジェクトへの道を歩み始めました。今日、スプコンは公的かつグローバルな企業として、産業界のパートナーや3万社近いプロセス産業の顧客とともに、常に新たな挑戦を受け入れています。今回の祝賀会では、優れたパートナーの代表者がスプコンの30周年記念印を押すセレモニーが行われ、世界のパートナーとのより良い未来の共有に向けたスプコンの新たなチャプターの幕開けを象徴しました。
23日の祝賀会に続き、11月24日には、Economy and Information Technology Department of Zhejiang、Department of Commerce of Zhejiang(浙江省商務部)、杭州市政府および関係局の指導と支援の下、「インテリジェント、グリーン、安全」をテーマとするIMPACTS Industry Conference & Exhibition(IMPACTS産業会議・展示会)が開催され、成功を収めました。
浜江ハイテク区党委員会書記のZhang Dengfeng氏、Economy and Information Technology Department of Zhejiang副ディレクターのLi Min氏が開会のスピーチを行い、祝意を述べるとともにスプコンがデジタル経済の発展がもたらすチャンスをつかみ、国内製造業の技術自給の達成とデジタル変革の深化に貢献することへの大きな期待を表明しました。
「デジタル時代における持続可能で質の高い発展」をテーマとした全体会議では、中国工程院院士で華中科技大学教授のLi Peigen氏が「Surpass the Advanced with AI Assistance(AI支援で先進を超える)」と題した報告を行いました。同氏は、生成AIを設計に適用する大きな可能性について強調しました。そこではAIが主導的な役割を果たし、人間は必須事項のみを指導する形になります。Li氏は、この転換は製造活動に、秩序と最適化のチャンスをもたらすと確信しています。
中国工程院院士で華東理工大学教授のQian Feng氏は、「Integration of Digital Reality to Facilitate Digital Transformation of Traditional Raw Materials Industry(伝統的原材料産業のデジタル変革を促進するためのデジタルリアリティーの統合)」と題する報告を行いました。Qian氏は、生産チェーン、サプライチェーン、バリューチェーンが、AIの意思決定支援、自律運用、スマートHSE管理などを含むインテリジェントなアプリケーションとの相乗効果を高めることの重要性を強調しました。これはグリーン、低炭素、高品質、資源とエネルギー効率の高い生産の実現に貢献するでしょう。
ARC Advisory Group Southeast AsiaのゼネラルマネジャーであるBob Gill氏は「Digital Transformation Trends in the Process Industries(プロセス産業におけるデジタル変革の動向)」と題したスピーチを行いました。Gill氏は、新しいビジネスモデルと新しい能力の構築という観点からデジタル技術の重要性を強調し、最新の制御システムがデジタル変革を実現する可能性があると指摘しました。私たちは、ITとOTの両方から新たな技術の利点を活用し、アジリティー、柔軟性、レジリエンスを高め、競争優位性を保つべきと述べました。
スプコン・テクノロジー(SUPCON Technology)の会長兼最高経営責任者(CEO)であるGeorge Cui Shan氏は、「Exploration & Practice of Intelligent Plant in Process Industries(プロセス産業におけるインテリジェントプラントの探求と実践)」の基調講演を行いました。同氏は、伝統的な企業が自動化、デジタル化、インテリジェント変革を強化する必要性を強調し、スプコン「1+2+N」スマートエンタープライズアーキテクチャーを紹介しました。これは1つのプラント運用システム、2つの自動化(プロセス自動化とビジネス自動化)、そしてNは産業用アプリを表しています。プラント運用システムは「データベース」として機能し、「制御ベース」としてインテリジェントなOperation Management & Control (OMC)(運用管理&制御)システム、「モデルベース」としてのAdvanced Process Engineering eXpert(APEX)(先進プロセスエンジニアリングeXpert)(APEX)、「認知ベース」としてのPerception of all Readable Instruments, Devices and Equipment(PRIDE)(全ての判読可能な器具、デバイス、機器の認知)と統合され、プラント全体の相互接続が設定されます。すべての資産とすべてのデータが、企業の皮膚と神経システムのように一体となり、生産プロセスと事業運営を測定可能、制御可能、予測可能にします。
China Institute of Electronic Technology Standardization(中国電子技術標準化研究所)、Petro-Cyber Works Information Technology、スプコン・テクノロジーが共同執筆したホワイトペーパー「Insights into Future Plant Trends in Process Industries(プロセス産業におけるプラントの将来動向に関する洞察)」がこの会議で正式に発表されました。このホワイトペーパーは、石油・ガス、石油化学、化学、電力、非鉄金属、鉄鋼、食品・飲料、製薬などのプロセス産業の中核的な懸念事項に対応することを目的としています。このホワイトペーパーは、優先順位と問題点を徹底的に精査し、典型的なアプローチと実践的な実行の道筋を概説し、将来のプラントの進化する動向に関する洞察を提供し、Intelligent Plant Process Automation(PA)+Business Automation(BA)の実装要素の要点を体系的に記述しています。
続くパネルディスカッションでは、「Integrating Digital Technologies in Traditional Industries, Advancing Together in the New Era(デジタルテクノロジーを伝統的産業に融合し、新時代を共に歩む)」をテーマに、China Machinery Industry Federation(中国機械工業連合会)専門家委員会名誉会長であるZhu Sendi氏、China Petroleum and Chemical Industry Federation(中国石油化学工業連合会)副事務局長のPang Guanglian氏、SINOPEC情報デジタル化管理部副チーフエンジニア兼ゼネラルマネジャーのWang Zizong氏、SK geo centricのグローバルバイスプレジデントであるCai Lianchun氏、浙江省NHU副会長兼プレジデントのHu Baishan氏、スプコン・テクノロジー会長兼CEOのGeorge Cui Shan氏といった影響力のある面々が、中国の新しい産業化の推進に関するアプローチと実践を共有しました。彼らは、新品質の生産性、インテリジェント製造、人工知能、持続可能な開発、低炭素の実践、グローバルなビジネス配置などの重要なトピックについて掘り下げました。この活発なディスカッションは現在の産業状況や予想される発展傾向を深く分析し、質の高い持続可能な開発に向けた広く深い協力を呼びかけました。
午後は、スマート製造、エコロジー共同構築、低炭素ビル、産業用制御チップにそれぞれ焦点を当てた4つの並行セッションが行われました。MIIT、ITEI、Jiangsu Association of Automation(江蘇省自動化学会)、NAMUR、OPAF、CNPC、Tongkun Group、Daikin Fluorochemical(ダイキンフッ素化学)、Luzhou Laojiao Group、Hobre Instruments、Petro-Cyber Works Information Technology、DMS Corporation、EPEC、レノボ(Lenovo)、ABB Measurement & Analytics China、Rockwell Automation China、Dahua Technology、アリババ(Alibaba)グループ、ARC Advisory Group、TTWisdom、gongkong Data Technologyなどの大手企業の第一線で活躍する専門家、学者、そして著名な研究機関、組織、企業の代表者が参加しました。
この会議と同時に、スプコンと20社近くのエコロジーパートナーは、オートメーション、デジタル化、インテリジェントプラントに焦点を当てた製品、ソリューション、技術、成功事例を展示会で紹介しました。
スプコンは、過去の活気に満ちた様相の色合いを振り返り、未来の光に視線を向けながら、ダイナミックな潮流に乗り、尊敬されるグローバルパートナーと手を携えて、次の栄光に向かって船出する準備が整っています。
▽メディア問い合わせ先
Meifang Wang
wangmeifang@supcon.com