【シンガポール2023年12月4日PR Newswire=共同通信JBN】Queensland Investment Corporation(クイーンズランド州投資公社、QIC)は、アジアに拠点を置く機関投資家への一層の注力をサポートするために新たにシンガポール事務所を開設し、国際的プレゼンスを拡大しました。
QIC's Ryan Gordon, Ayako Mitsui, Vicky Wei, CEO Kylie Rampa, Ravi Sriskandarajah, Shiree Hocking and Ryan Choi at the Australian investment manager's new Singapore office.
Marina Bay Financial Centre(マリーナベイファイナンシャルセンター)内に位置するこのスペースは、地元とのパートナーシップを強化し、アジア地域での新たな資本機会を模索するためのハブとして機能します。
QICのKylie Rampa最高経営責任者(CEO)は、この開設はQICのグローバル化とクライアント多様化の物語の新たな章の到来を告げるものだと述べました。
Rampa氏は「QICのこれまでの国際的なプレゼンスは、資産の投資と管理を行っている経済協力開発機構(OECD)市場を中心としており、すでに北米、英国、欧州に事務所を構えています」と語りました。
「シンガポールでのプレゼンスを確立することは、QICの進化における理にかなった次のステップであり、アジアおよび中東地域の同じ考えを持つ資本パートナーに対する私たちのコミットメントを示す機会が得られます」
「これらの資本パートナーは先進的で、オーストラリアの民間市場で積極的に活動しており、そこでは、インフラストラクチャー、民間債務、不動産、自然資本における私たちの能力が強く共鳴しています」
「QICは、特にエネルギー転換や自然ベースのソリューションに寄与する投資の機会を促進する有利な立場にあります」
「QICの実績と政府所有の伝統の組み合わせにより、当公社は信頼できる責任ある投資パートナーとしての地位を確立しています」
QICクライアントソリューションおよび資本担当エグゼクティブディレクターのRavi Sriskandarajah氏は、現地を担当するチームが地域の顧客との既存の関係を深めていくと述べました。
同氏は「このチームは現地の豊富な知識、経験、言語スキルをもたらし、それにより、私たちは新たな資本機会を模索しながら顧客の目的を達成するためにより生産的に業務を進めることができます」と述べました。
「Ryan Choi氏とAyako Mitsui氏は、それぞれ韓国と日本で高く評価されており、彼らの重要な洞察と強力な関係は私たちの組織の資産になるでしょう」
「彼らは、QICの中華圏責任者を長年務めてきたVicky Wei氏と協力することになり、Wei氏は新年にシンガポールに移転して引き続きさまざまな関係を主導していきます」
Choi氏とMitsui氏には、QICで13年間勤務したベテランのShiree Hocking氏もシンガポールで加わり、中東と東南アジアにおける関係と新たなビジネスチャンスへの戦略的焦点をもたらします。
▽QICについて
QICは、私たちがサービスを提供するクライアントにリスク調整後のリターンを提供する、信頼できる投資マネージャーおよびアドバイザーです。1000億豪ドルを超える資金を運用する当公社は、世界中の約125の機関投資家を対象に、インフラストラクチャー、不動産、民間債務、民間資本、自然資本、流動資産の分野で有力な専門マネジメント組織に成長しました。
当公社の拠点は4大陸に広がっており、世界中の市場に資産を置き、ブリスベン、シドニー、メルボルン、ロンドン、サンフランシスコ、ニューヨーク、シンガポールにオフィスを構えています。当公社は、政府による所有権、世界的な展開、セクターの深い専門知識、市場に関する洞察を備え、それにより機会を捉え、不確実性を乗り越えており、回復力のある投資収益を提供するよう努めています。
私たちは共通の価値を創造します。そこでは、強力な投資収益を実現するという私たちの目標は、クライアント、人々、コミュニティーの繁栄の創造と両立させることができます。私たちは責任ある投資を通じてこれを実現します。つまり、あらゆる選択肢を検討し、市場の力や、私たちが投資する世界を形作るメガトレンドの力を活用します。
ソース:Queensland Investment Corporation(QIC)