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ScantoxがQPS Austriaの神経薬理学部門を買収

Scantox A/S
2023-11-30 21:00 573

アイビュー(デンマーク), 2023年11月30日 /PRNewswire/ -- Scantoxは30日、その過半数所有者Impiloと共に、QPS Holdings LLCが最終的に所有するQPS Austria GmbHの神経薬理学部門(「QPS Neuro」または「同社」)の買収で合意しました。QPS Neuroは、神経変性疾患、希少疾患、精神疾患を専門とする大手医薬品開発業務受託機関(CRO)です。同社は、十分な科学的根拠に基づいた質の高いサービスにより高い評価を得ており、忠実かつ幅広い顧客層にグローバルにサービスを提供してきた議論の余地のない実績があります。今回の画期的買収によりScantoxのバリューチェーンの範囲は拡大、市場をリードする独自の中枢神経系(CNS)研究能力が加わることで既存の創薬プラットフォームは大幅に構成が変わることになります。

1999年に設立されたQPS Neuroには、リード最適化サービスと有効性試験で専門知識を積み重ねてきた長い歴史があります。同社はオーストリアのグランバッハに2700平方メートルの最先端施設を有し、80人以上の従業員を雇用しています。検証済みのトランスジェニックおよび非トランスジェニックの体外、体内モデルを施設内で利用できるQPS Neuroは、成長著しいCNS領域の複数のターゲットに対応でき、バイオテクノロジー企業や製薬企業の医薬品開発プロセスのユニークなパートナーとなっています。

ScantoxのJeanet Logsted最高経営責任者(CEO)は「QPS Neuroの買収は、当社のリード最適化プラットフォームを大きく変え、CNSおよび希少疾患領域における当社の創薬サービスの深みと幅が広がります。私たちは、Scantoxの組織と強い適合性があると見ており、顧客に対してより高いレベルのサービスと科学的卓越性を提供することに集中している、献身的な経営陣とそのスタッフ、研究開発努力に深い感銘を受けています」と語っています。

QPS NeuroのManuela Prokeschディレクターはこれを受け、「質が高く、顧客中心の姿勢で知られる前臨床市場のリーダー企業への合流は、当社にとってまたとないチャンスです。当社顧客へのカスタマイズした最高のソリューションの提供を継続しつつ、Scantoxの組織全体との相乗効果を活用していきたいと考えています」と話しています。

QPS Neuroは、Scantoxグループの傘下企業として事業を継続します。合併会社は、6つの拠点に300人以上の従業員を擁する企業となり、神経薬理学研究サービス、規制毒性学およびCMC/分析サービスを含む発見モデルを提供していきます。

ImpiloのNicholas Hoogeパートナーは「これは、Scantoxにとって、サービス提供と顧客リーチを大幅に拡大する転機となる買収です。QPS NeuroのチームをScantoxグループに迎え入れることを大変うれしく思っており、統合後の事業には今後大きな成長のチャンスがあると考えています。今回の買収で示されたように、Impiloはより広範な前臨床試験市場に強い信念を持ち続けており、大きくなった同グループと協力してサービスの提供をさらに拡大し、世界における地歩を固めていくのを楽しみにしています」と話を締めくくりました。

サステナビリティー・リンク・ローン

今回の取引の一環として、ScantoxはNordeaおよびNykreditと共同で、サステナビリティー・リンク・ローン契約の締結に成功しました。本ローンは、持続可能な慣行を商業戦略に組み込む同社の積極的な姿勢を反映しています。

顧問

Lincoln InternationalがScantoxの法人財務顧問を、EYが財務・税務顧問を、L.E.K. Consultingが商業顧問を、AccuraがDORDAと共に法律顧問を務めています。Perella Weinberg PartnersはQPS Holdingsの財務顧問を、KPMGは税務顧問、Ropes & GrayはWolf Theissと共に法律顧問を務めています。

詳細については、以下にお問い合わせください。

Dr. Manuela Prokesch
Director of QPS Neuro
Manuela.Prokesch@qps.com

Nicholas Hooge
Partner at Impilo
Nicholas.Hooge@Impilo.se

Scantoxについて

Scantoxは、薬理学と規制毒性学に特化した北欧を代表する前臨床期・優良試験所基準(GLP)認定CROで、デンマークに本社を置き、スウェーデンとデンマークに子会社があります。数十年にわたり経験を積み重ねてきたScantoxは、製薬、バイオテクノロジー、医療機器業界の製品開発サービスの信頼できるパートナーで、ゲッチンゲンミニブタの専門家として世界的に知られています。Scantoxのサービスにより、クライアントは確かなデータに基づき、医薬品や医療機器の開発を最高の技術的・科学的水準にまで高めることができます。1977年創業のScantoxは現在、北欧を代表するヘルスケア投資会社Impiloが所有しています。

QPS Neuroについて

QPS Austria GmbHの神経薬理学部門QPS Neuroは、前臨床期CNSサービスにおいて高度な経験と専門知識を有しています。QPS Neuroは1999年以来、質の高いCROとして、またアルツハイマー病、パーキンソン病、ALS、認知症、ニーマン・ピック病、ゴーシェ病、自閉症、統合失調症、前頭側頭葉変性症、その他の神経変性疾患や希少疾患の主要な専門家として高い評価を得てきました。CNS領域における同社の評価は、体外分子・細胞解析や、関連分析が幅広い顧客ポートフォリオに提供される独自の体内トランスジェニックマウス・ラットモデルを含む前臨床有効性試験の確かな能力により、さらに高まっています。

Impiloについて

Impiloは、医薬品、医療技術、ヘルスケアサービス、その他の健康関連分野で活躍する持続可能なヘルスケア企業への長期投資に重点を置く、北欧の投資会社です。Impiloは、長期的な積極的株主行動を通じて投資先の価値向上に努めています。Impiloは多様性に富んだ投資ポートフォリオを有し、2017年の設立以来、北欧および海外の有力投資家から約10億ユーロの資金を調達してきました。

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ソース: Scantox A/S
キーワード: ヘルスケア/病院