ITUのPartner2Connect Digital Coalitionに対するファーウェイの約束に沿って9000万人をコネクト
【東莞(中国)2023年11月24日PR Newswire=共同通信JBN】ファーウェイ(Huawei、華為技術)は、国際電気通信連合(ITU)とのPartner2Connect(P2C)Digital Coalitionの約束に沿って、すでに約80カ国の遠隔地に住む9000万人にコネクティビティーを提供したと発表しました。この発表は、ファーウェイが昨年このCoalitionに参加して以来、初の進捗報告書の一環として行われました。
ファーウェイ会長の梁華(Lian Hua)博士は、「Thriving Together with Tech:Realizing Sustainable Development(テクノロジーとともに成長する:持続可能な発展の実現)」をテーマとする同社の2023 Sustainability Forum(2023年サステナビリティーフォーラム)でこの発表を行いました。このイベントには、ITU事務総長のDoreen Bogdan-Martin氏、国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)プレジデント兼持続可能な開発のためのブロードバンド委員会委員長のジェフリー・サックス(Jeffrey Sachs)氏をはじめ、パキスタンやガーナなどの通信省および規制当局の代表らが出席しました。出席者は、デジタルインフラストラクチャーがどのようにして、持続可能な開発を促進し、より環境に優しく、よりインクルーシブ(包括的)かつインテリジェントな世界の構築に貢献するのかについて検討しました。
梁博士は「コネクティビティーやコンピューティングパワーなどの次世代のデジタルインフラストラクチャーは、道路などの物理的なインフラストラクチャーと同様に、社会経済の発展を促進するために不可欠です。この新しいインフラストラクチャーは、社会全体の持続可能な発展にとって極めて重要です。コンピューティングは、デジタル経済における生産性の中核を成すものです。コンピューティングインフラストラクチャーのより迅速な展開は、多くの産業におけるデジタル移行を加速し、デジタル経済と実体経済のより深い統合を促進するのに役立ちます。これによって、世界経済の安定と持続可能な発展がさらに促進されます」
梁博士の発言に加えて、ITUのDoreen Bogdan-Martin事務総長は「テクノロジーか持続可能な開発かの二者択一はやめましょう。私たちは両方が必要なのです!テクノロジーとともに成長しましょう。人類と地球の進歩を促進するデジタルの未来を築きましょう」と述べました。
ファーウェイは、デジタル人材が将来の技術革新の鍵であると確信しています。より広範なデジタルエンゲージメントを促進し、将来のリーダーを育成するために、同社は「ITU Generation Connect Young Leadership Programme in Partnership with Huawei(ファーウェイとのパートナーシップによるITUジェネレーションコネクト・ヤングリーダーシップ・プログラム)」と呼ばれるフェローシップを立ち上げ、ITUとのパートナーシップを深めました。
このフェローシップは来年初めに募集が開始され、3年間継続されます。毎年、世界中から30人の若いビジョナリー(18-28歳)が、デジタルテクノロジーを使用してコミュニティー開発を推進する自らのプロジェクトの支援を受けます。
ファーウェイ広報・通信部門のプレジデントであるJeff Wang氏は「ファーウェイは、この重要な目的のためにITUと提携でき、さらに若いビジョナリーが世界中でデジタルインクルージョンに目に見える影響を与えてくれることを誇りに思います。参加者が受けるサポートには、プロジェクトへの資金援助、ITUとファーウェイの専門家による指導、共同イベントへの参加機会などが含まれます」と述べました。
ITU電気通信開発局長のCosmas Luckyson Zavazava博士は「ITUとファーウェイの共同の取り組みを通じて、若者はデジタル世界で学び、貢献し、主導することになります。デジタルはSDGsの達成を加速するための前提条件です。私たちは、若者が進化するグローバルデジタルエコシステムの限界を押し広げ、変革的な貢献をしてくれることを望んでいます。私は、この素晴らしいパートナーシップに対してファーウェイに感謝しており、この革新的なプロジェクトが世界に与える結果を楽しみにしています」と述べました。
ITUが立ち上げたP2C Coalitionは、デジタルアクセスが普及していない国や地域の遠隔地域を優先しながら、世界中で有意義なコネクティビティーとデジタルトランスフォーメーションを促進しています。ファーウェイは昨年、世界的なコミットメントに署名し、2025年までに80カ国以上の遠隔地に住む約1億2000万人にコネクティビティーを提供するという目標を設定しました。ファーウェイはこれまでに、ITU初のP2Cパートナー国カンボジアで、地元の省庁や大学と協力して2066件のトレーニング機会を提供してきました。
https://www.huawei.com/en/news/2023/11/huaweiitu-p2c
ソース:HUAWEI TECHOLOGIES CO., LTD.