英国のフラッグシップ、1 Hotel Mayfairが開業
【ロンドン2023年11月8日PR Newswire=共同通信JBN】ホスピタリティーのビジョナリーであるバリー・スターンリヒト(Barry Sternlicht)氏が創設した、自然に触発されたミッションドリブンのホテルブランド1 Hotelsは、Crosstree Real Estate Partnersとのコラボレーションで開発した、同社の英国フラッグシップホテルであり、初の欧州デスティネーションである1 Hotel Mayfairの正式開業を発表しました。グリーンパークの成熟した木々を見下ろす歴史的なメイフェアのファッショナブルな一角を占める1 Hotel Mayfairは、垂直方向の景観、持続可能なデザイン、農場から食卓までの食品、そして自然に触発された没入体験を通じて、ロンドン中心部に自然の美しさをもたらします。
ホテルは、有名なギャラリー、ミシュランの星付きレストラン、ボンド・ストリート、マウント・ストリート、リージェント・ストリートのシックなショッピング街に加え、王立芸術アカデミーやバッキンガム宮殿などの重要なランドマークに近く、最高のロンドンの都市生活と自然界の美しさを楽しめるユニークな機会をゲストに提供します。
1 Hotels創業者でSH Hotels & Resorts会長のバリー・スターンリヒト氏は次のように述べました。「当ブランドの唯一無二の、自然と文化、持続可能性とラグジュアリーの融合と、健康とウェルネスへのホリスティックな焦点を、何世代にもわたる伝統の中心地にもたらすことができ、大変嬉しく思っています。私たちは、この心安らぐ都会のオアシスを、時代を超えた伝統を新しくファッショナブルで現代的な解釈としてデザインしました。グリーンパークを背景に、くつろぎと洗練を兼ね備えた雰囲気の中で、ゲストや訪問者をロンドンの自然、文化、歴史的ランドマークの驚異と魔法に再び結び付けることに焦点を当てています」
SH Hotels & ResortsのRaul Leal最高経営責任者(CEO)は「1 Hotel Mayfairでは、私たちを取り囲む自然界の本質的な美しさにインスピレーションを得て、持続可能なデスティネーションを細心の注意を払って厳選しました。当社のブランドの目的を重視した精神は、ロンドンの活気に満ちたタペストリーや有名なメイフェア地区と継ぎ目なく調和しています」と語りました。
Crosstree Real Estate Partnersの創業者であるSean Arnold、Nick Lyleの両氏は「メイフェアを支配する伝統的なホテルに対して、モダンラグジュアリーの代替的ビジョンとして、業界をリードする1 Hotelsの持続可能性重視をロンドンにもたらすことができ、大変喜んでいます。1 Hotelsの特徴であるバイオフィリックなデザインと、環境責任に対する深く根ざした情熱と信頼性を組み合わせた1 Hotel Mayfairは、ロンドンのホテルシーンに新たな要素を加えます」と述べました。
▽自然に触発されたデザイン
1 Hotelsの持続可能性とバイオフィリックなデザイン原則への取り組みは、このホテルを構築する際のあらゆる決定の原動力となり、ゼロから建設するのではなく、メイフェアの2つの既存の建物を再利用し、改修するという特徴的な決断から始まりました。その結果、既存の構造物の80%以上を保持することで、解体・建設中に生成されるエンボディドカーボン(建設段階に関連するCO2排出量)の量が削減され、建設廃棄物とがれきが軽減され、プロジェクトがBREEAM(Building Research Establishment Environmental Assessment Method、建築物環境性能認証制度)のExcellent(エクセレント)基準を満たすのに寄与しました。
建物の上に2つの新しいフロアを追加することで、44室の素晴らしいスイートを増設することができ、スイートの床から天井までの窓から、グリーンパークや賑やかなピカデリーのスカイラインを望むことができます。完全に自動化された客室管理システムは電力を節約しますが、これは多くの持続可能な機能の1つにすぎません。
ブランドの持続可能な実践への取り組みの一環として、1 Hotelsは、環境に焦点を当てた取り組みが信頼性を備え、魅力的であることを保証するために、大手サステナビリティーコンサルタント会社であるLivia Firth氏のEco-Ageと提携しました。
▽ホテルエクステリア&ロビー
ゲストが到着すると、生き生きと呼吸する新緑の巨大な壁が出迎え、施設内の驚きに満ちた旅の雰囲気を設定します。ホテル内には1300を超える個々の植物と200種以上の地元の在来植物が点在しており、ロンドンを拠点とするデザインスタジオG.A GroupがSH Hotels & Resortsの社内デザインチームと協力して作成したオアシスです。特注のブロンズのドアを通って広々としたロビーに入ると、ゲストは整形式庭園の滝にこだまする心地よいせせらぎの音に迎えられます。
他にも、自然に触発されたアーティストPatrick Nadeau氏が天井から吊るした、特注の「生きた」シャンデリア「Rainforest」など、畏敬の念を抱かせるデザインの特徴があります。このシャンデリアは5万本のエアプランツで構成され、そのすべてが上から魔法のように照らされています。原木の梁(はり)を使った天井にも同様の職人技が感じられます。天井は再生されたヨークシャーの英国式伝統石積みの壁の上に張られ、プリザーブドモス(保存加工された苔)と在来植物で覆われています。
フロントデスクは、ウエストサセックス州Balcombe Estateから自然に伐採された樹齢200年の1本の風化したオークの木からラフカットされたものです。有機的な魅力に加え、ロビーは、伝統技術を用いた手作りで天然素材を特徴とする特注家具で装飾されています。
アートも重要な特徴です。ゲストは至るところで英国のアーティストによるオリジナル作品に出会い、それは英国の風景とのより密接なつながりを誘発します。コレクションのハイライトには、Steve McPherson氏の挑発的な海洋プラスチック作品「Flow」と、Dover Yardバーにユニークに溶け込んだKate MccGwire氏の彫刻「Torrent」などがあります。
▽スイート&客室
スイート44室を含む181室の客室があり、ゲストは在来植物で満たされ、プリザーブドモスで覆われた壁のある環境で休息し、活力を取り戻し、回復し、充電することができます。客室デザインの細部は、責任ある方法で調達された英国産オーク材の床から、木材と責任ある方法で手巻きされたジュート織りで作られたプライベートバーに至るまで、天然素材への意識的な取り組みを伝えています。持続可能な木材で彫ったナイトスタンド、再生された木の切り株から作られた黒板メモ帳、職人技の革製バスケット、地元のメーカーが手作りしたトレーもあります。バスルームでは、テクスチャー加工された石灰岩の壁が、ウェールズ産スレートから手彫りで作られた艶やかなダークカラーの化粧台を引き立てています。
ホテルには4つの素晴らしいシグネチャースイートもあります。7階のダブルハイトのGreen Park Penthouse(グリーンパーク・ペントハウス)は、メイフェア最大の1ベッドルームスイートです。広々としたラップアラウンドテラスと開閉式スライドドアから公園のパノラマの景観を楽しめるこのスイートは、ベッドルーム2室または3室まで拡張可能です。Garden Terrace(ガーデンテラス)スイートは、映画のようなメイフェアの屋上スカイラインを望む専用テラスとシーティングエリアを備えています。Piccadilly Greenhouse(ピカデリーグリーンハウス)スイートには、床から天井までのガラス窓があり、ゲストはロンドン全景を見下ろすことができ、さらに6席の専用プライベートダイニングエリアを備えています。最後に、Dover Terrace Suite(ドーバーテラス・スイート)は、ピカデリーを見下ろすラップアラウンドテラスに囲まれ、大きな屋外ダイニング/エンターテイメントエリアがあり、遮るもののないロンドンのスカイラインの景色を眺めることができます。
▽心と身体
Bamford Wellness Spa(バンフォード・ウェルネススパ)は、ホテルのウェルビーイングへの取り組みを強化しており、コッツウォルズのDaylesford Organic Farmでの最初のウェルネススパに触発された創設者Carole Bamford氏のホリスティックなアプローチに従って、心、身体、精神を育むことを目的としたホリスティックなトリートメント、サービス、クラスを厳選して提供しています。Banfordはすべての製品を倫理的かつ意識的に設計・生産しており、1 Hotelsとそのミッションの理想的なパートナーとなっています。
Field House Fitness Centre(フィールドハウスフィットネスセンター)は、TechnoGymの最先端の機器に加えて、ストレス軽減、筋力トレーニング、持久力強化のセッション、ヨガの練習、屋外フィットネスクラス、ロンドンの最高のパーソナルトレーナーとのマンツーマントレーニングのセッションを用意し、ウェルビーイングと意図的な生活を醸成します。これらはすべて、落ち着いた環境の中で提供され、深く、持続的な回復と若返りにつながります。
▽味わう
1 Hotel Mayfairには、ブランドの持続可能で環境に配慮したダイニングへのアプローチを反映したレストランとバーのコンセプトを複数展開しています。
DOVETALE
ミシュラン2つ星シェフのTom Sellers氏が、1 Hotel Mayfairの非常に印象的な1階レストランDovetaleを指揮します。Sellers氏独自の次世代の才能に影響され、再構築されたモダンヨーロピアン料理とメイフェアの伝統料理に焦点を当て、季節のメニューは、Freedown Hills Farm、The Sea The Sea、Cacklebean Eggs、Neils Yard Dairy、Epping Good Honey、Flourish Farmsなど、英国最高級の農場、生産者、漁業従事者から調達した最高品質の食材のみで構成されています。
The raw barは、オークニー諸島産のホタテ貝、コーニッシュ産のドレストクラブ、N25オシェトラキャビアなど、驚くほど豊富な英国産貝類を呼び物としています。Dovetaleのレストラン内ブッチャーでは、英国最高の肉卸業者から仕入れる完璧に熟成されたカットステーキを提供しています。テーブルサイドで作られるデザートは、Sellers氏が英国の有名なイノベーション・デザイン会社Seymourpowellとのコラボレーションで作成したKnickerbocker Glory(ニッカーボッカーグローリー)カートを使い、ゲストは独自のオーダーメードデザートを注文したり、4つの定番のオプションから選択したりできます。ワイン担当ディレクターのOliver Espersen氏はロンドンで最大級のワインプログラムを監督し、持続可能でオーガニックなボトル、小規模生産者、ニューウェーブ生産者に重点を置いているほか、一流メゾンのシャンパンやバックヴィンテージの幅広いセレクションを取り揃えています。
Dovetaleのデザインはメニューと同様に感動的で、Dion & Arlesが手掛け、淡色の木材、テラゾーの床、特大の鏡、オリーブグリーンの椅子の心地よい組み合わせです。オープン暖炉のある美しいテラスが隣接しており、年間を通してお酒と食事を楽しむことができ、Dover Yardからアクセスできます。
DOVER YARD
Dover Yardは、ホテルの宿泊客とメイフェアの地元住民の両方にカジュアルな軽食と食前酒を提供する静かなオアシスとなるデスティネーションバーです。Dover Yardは、バークレーストリートとドーバーストリートの間の、コミュニティーに寄贈された新しく歩きやすい石畳の美しい小道(以前は駐車場)からアクセスでき、毎日正午から深夜まで営業しています。バックグラウンドのDJが最適なトーンを設定し、洗練されながらも活気に満ちた雰囲気を作り出し、涼しい時期には両面暖炉が暖かさを添えます。意図的に大きめのバーカウンターは、専属ミクソロジストのステージになり、定番ドリンクや特製カクテルに演劇的、個人的なセンスが加えられます。ホテルの持続可能な精神に沿って、メニューは廃棄物ゼロに重点を置き、2次利用された食材を採用しています。自家製「Lemon Sour Mash(レモンサワーマッシュ)」は、日々のフレッシュジュース作りでレモンを搾った後に残る果皮で作られています。メニューには、豊富なワイン、ビール、シャンパンのリストもあります。
NEIGHBOURS
毎日午前8時から午後8時まで営業しているNeighboursでは、健康的な持ち帰り用の軽食、コールドプレスのジュース、アルチザンコーヒーのほか、夜にはワイン、定番カクテル、典型的な地元の軽食を提供して忙しいゲストのニーズに応えます。このカフェでは、手作りの原木を使った中央の共同テーブルを囲んで、1日を通して会話と協力が促されます。夕方になると、グリーンパークで見られるシックなピクニックバスケットを遊び心たっぷりに表現したスライド式籐パネルが開き、食前酒やアンティークの鏡が現れます。このスペースでは、ワインの試飲、テラリウムのワークショップ、地元の専門家とのパネルトークなど、一連のコミュニティーの集いも開催されます。
▽体験する
探索を促すために、1 Hotel Mayfairでは、Q8 e-tron、Q8 Sportback e-tron、RS e-tron GTを揃えたアウディの電気ハウスカーの車両群(フリート)へのアクセスをゲストに提供しています。これらの車両で周辺エリアへのシャトル運行を毎日行っています。
▽SH HOTELS & RESORTSについて
グローバル民間投資企業、スターウッド・キャピタル・グループ(Starwood Capital Group)の子会社であるSH Hotels & Resortsは、持続可能なホテルブランド管理会社で、運営するホテルには、サウスビーチとマンハッタンのプロパティーで2015年に開始し、現在はブルックリンブリッジ、ウエストハリウッド、三亜(中国)、トロント、サンフランシスコ、ナッシュビル、最近開業したハナレイ湾のフラッグシップホテル、そしてメイフェア(ロンドン)に開業したブランド初の欧州のホテルを含み、カボサンルーカス、パリ、エロウンダヒルズ(クレタ島)、オースティン、コペンハーゲン、リヤド、メルボルンに開発中のプロジェクトを有する、自然からインスピレーションを得たライフスタイル・ブランドの1 Hotels、および、ニューヨークのフラッグシップホテルの開業で2015年3月にデビューし、ブリッケル(マイアミ)、フィレンツェ、リヤド、ドバイ、ローマで開発中のプロジェクトを擁するラグジュアリーブランドのBaccarat Hotels & Resorts、そして、2019年にロンドンで初開業し、マンチェスター、サニーベール、ブリッケル(マイアミ)、アデレード(オーストラリア)、リヤドでプロジェクトが開発中のTreehouse Hotelsがあります。SH Hotels & Resortsは、マーケティング、設計、運営、技術に関する専門知識を活かして、世界で最も革新的でダイナミックなホテルブランドの一部を支えています。
▽1 HOTELSについて
自然に触発されたミッションドリブンのラグジュアリーライフスタイルホテルブランドである1 Hotelsは、並外れた快適さと比類のないレベルのサービスとともに、最高の持続可能なデザインと建築を醸成しています。1 Hotelsは2015年、マイアミのサウスビーチとマンハッタンのセントラルパークに高級ホテルをオープンしてブランドを開始し、2017年2月にイーストリバーのブルックリン、2019年6月にサンセット大通りにあるウエストハリウッド、2020年には三亜(中国)、2021年にトロント、2022年にサンフランシスコとナッシュビル、そして2023年には、ハナレイ湾のフラッグシップホテルと、メイフェア(ロンドン)にブランド初の欧州のホテルを開業しました。1 Hotelsは、「世界を旅する人々には世界を気遣うことも必要です」というシンプルなアイデアに触発されています。結局、世界は1つなのですから。1 Hotelsは、地域社会とつながり、大きな違いを生み出すための持続可能な手段を講じつつ、デザインと食のパートナーシップを通じて自然を導くことで、このビジョンを支持しています。同ブランドは拡大を続けており、オースティン、カボサンルーカス、パリ、コペンハーゲン、エロウンダヒルズ(クレタ島)、リヤド、メルボルンに開発中のプロパティーを抱えています。追加の情報は1hotels.comをご覧ください。
▽CROSSTREEについて
Crosstree Real Estate Partnersは、英国市場に重点を置く民間の不動産投資会社です。Sean Arnold氏とNick Lyle氏がErnesto Bertarelli氏の投資会社B-Flexionと提携して2011年に設立し、ロンドンに拠点を置くCrosstreeは、プライベートエクイティーの考え方と現地市場運営の専門知識を組み合わせて、各取引から価値を特定して解き放ちます。1 Hotel Mayfair以外の注目すべきホスピタリティー投資には、2019年に開業したキングスクロスの高級ライフスタイルホテル「The Standard, London(ザ スタンダード ロンドン)」や、同じく2019年に開業したMama Shelter Shoreditch(ママシェルター ショーディッチ)などがあります。バリュー志向の投資に強い偏りを持ち、あらゆる不動産セクターに機会を狙って投資しています。当初はBertarelli家からの多大な支援を受け、2019年には資本基盤が拡大され、機関投資家やファミリーオフィス投資家の選ばれたグループが含まれるようになりました。Crosstreeは設立以来12億5000万ポンドを超える資本コミットメントを調達しており、現在のポートフォリオのGAV(総資産価値)は15億ポンドを超えています。
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