-24時間365日稼働するこのツールは、国際送金会社に焦点を合わせるとともに、eコマースやデジタルウオレットにもリーチ
【サンパウロ2023年11月7日PR Newswire=共同通信JBN】企業専門のブラジル初のデジタルバンク(banco digital brasileiro)であるBS2は、企業や人々がブラジルから海外への、または海外からブラジルへの国際的な支払と受領をリアルタイムで利用できる独自のソリューションBS2 Easy Payを開始しました。
BS2の製品担当エグゼクティブディレクターであるRodrigo Moreira氏は「現在の市場にあるサービスオファーでは、最終受益者のコストが依然として非常に高額です。当行のソリューションは、ブラジルから海外、または海外からブラジル市場に送金したいが、そのために法外な金額を払いたくない人の悩みを解決します。当行は技術的な利点を活かし、当行が保有する最高の決済アーキテクチャーと、新しい為替レートの枠組みが可能にしたものとを組み合わせて、全く革新的なソリューションを実現しました」と述べました。
BS2 Easy Payは、アズ・ア・サービス(as a service)モデルの内で為替取引とキャッシュマネジメントオファーをクロスセリングし、レアル(BRL)通貨への両替を必要としない非居住者向けのレアル建て口座を通じて、ブラジル国内から海外への送金、またはその逆の送金サービスを行っている国際送金業者にサービスを提供することを目的としています。このようにして、銀行は送金金額を受取人の当座預金口座に直接入金することができます。
BS2の為替担当エグゼクティブディレクターであるCarlos Eduardo Andrade Jr.氏にとって、ブラジルの為替レートマークによって非居住者口座の開設が容易になりました。同氏は「送金コストを下げることで、外国為替分野のフィンテック企業の市場参入を促進し、これらの企業の業務に対してより高い効率性とアジリティーをもたらします」とコメントしています。同銀行は、eコマース企業、マーケットプレース、デジタルウオレットにサービスを提供したいと考えています。「これにより、私たちは国際市場と国内市場に対応し、レアル(BRL)の国際的な使用を実践します」と同氏は述べています。
すでに挙げた利便性に加えて、BS2 Easy Payのもう1つの利点は、送金する国または送信先の国のタイムゾーンに関係なく、24時間365日稼働することです。
世界銀行の調査によると、2023年にはデジタル送金市場が史上初めて送金総額の50%を超え、世界全体で3870億米ドルが取り引きされると推定されています。
Andrade Jr.氏は「これはBS2ソリューションが対応できる市場の規模であり、送金コストを削減するという世界経済フォーラムの提案によって、世界市場ではBS2 Easy Payと同じようにリアルタイム決済とこれを可能にするソリューションを導入する国がますます増えていくでしょう」と指摘しました。
▽BS2について
BS2は、企業向けにさまざまな金融およびテクノロジーソリューションを提供するデジタルバンクです。BS2は、一連の統合の可能性を備えた完全なセルフサービスプラットフォームを提供し、統合され、シンプルで、かつ事務的な手続きのない中小企業の財務ルーチンを自動化します。
▽メディア問い合わせ先
Dalane Santos
ソース:BS2 Bank