フランスのランスとメキシコのメオキ, 2023年10月19日 /PRNewswire/ -- フランスの農業食品協同組合グループとして世界中の25カ国に展開するVIVESCIAグループは、プロジェクトに関わるすべての関係者が出席し、メオキ(メキシコ北部チワワ州)で麦芽事業における新麦芽製造工場の落成式を行う。
Aerial view of Malteurops malthouse in Meoqui, Mexico - inaugurated-on-Wednesday
メキシコに多額の投資を行う最初の麦芽製造会社であるMalteuropは、畑から麦芽までの好循環的なアプローチに基づき、メキシコでの新市場開拓を強化している。1億1200万ユーロに上るこの建設プロジェクトと並行し、過去3年間にわたり、500軒の地元農家との提携により麦芽用大麦の生産が行われ、100%の地元調達が実施されてきた。
VIVESCIAグループのクリストフ・ビュレン会長は、「新麦芽製造工場の建設により、フランスの工業と農業のノウハウが明らかにされ、同時に地元のニーズや経済・持続可能性の課題との関連も生み出されている。この新しい麦芽生産拠点の設立は、我々のチームの農学と品種に関する専門知識が推進を可能にする100%現地産の麦芽用大麦生産チェーンの構築と結びつく。フランスのVIVESCIA協同組合の所属地域で実施されているオリジナル・モデルの拡張版である」と述べている。
Malteuropのゼネラル・マネージャーであるオリヴィエ・オータンは 、「年間12万トンの麦芽生産能力(将来的には15万トンに増強可能)を持つこの新拠点は、特にダイナミックな市場を持つものの、ビール製造の戦略的原料である麦芽が不足しているビール製造業者のニーズに応えることを可能にする。このプロジェクトには世界中で新しい産業プロジェクトを開発するMalteuropにしかできない、認知された能力が表れている」と強調している。
好循環のエコシステム:地域の大麦-麦芽-ビール産業の発展への貢献
この3年間で、Malteuropは新しい作物である麦芽用大麦の導入について約500軒の農家とパートナーシップを結んだ。このことにより農家は作物を多様化することができている。Malteuropのノウハウにより、これらの地域に最も適した麦芽用大麦の品種が特定されたことに加え、二酸化炭素排出量の削減と再生可能農業の推進を含む厳格な気候戦略へのコミットメントの分野でも評価されているVIVESCIA協同組合チームの専門知識との連携によって、農業生態学的で低炭素なベストプラクティスを支援し共有することが可能になった。
麦芽の主要輸入国であるメキシコは、ビールの消費量が現在世界で最も急速に伸びている国のひとつである(2022年までに8%増)。メオキに新設された麦芽製造工場によって、Malteuropは、農業と醸造のパートナー、特に最も新しい拠点が麦芽製造工場に隣接するハイネケンとともに、持続可能な短い流通経路である地元の好循環生態系の構築に貢献することができる。
メオキの麦芽製造工場:プロフィールと主な数字
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