*RSPOは取引と規制コンプライアンスを強化するため、新たなトレーサビリティーシステム開発の先導役にAgridenceを指名しました。
*Agridenceは天然ゴムでのプラットフォーム体験を活用してパーム油分野に参入することに成功し、複数の商品にまたがる戦略を実証しています。
【シンガポール2023年10月17日PR Newswire=共同通信JBN】Agridence Pte Ltd(「Agridence」)は、認証・取引・トレーサビリティーシステム(CTTS)を、The Roundtable on Sustainable Palm Oil(「RSPO」、持続可能なパーム油に関する円卓会議)とその利害関係者向けに合理化されたエンドツーエンドシステムとして一体化していく統合デジタルインフラに向けたデジタルトランスフォーメーションを先導する画期的な成果を発表しました。この賞が授与されたことは、Agridenceにとっての重要な一歩であり、複数の農産物にまたがって持続可能な調達を成功裏に行うためのソリューションを開発するイノベーションと卓越さが評価されたことを意味しています。
Agridence のIan Potter会長は次のように喜びを表明しました:「RSPOはこれまでパーム油を持続可能にする取り組みで先導的な役割を果たしてきており、これからは重要なパートナーとなります。 EUDR(欧州連合の森林デューデリジェンス規則)をはじめとする追跡可能なサプライチェーンへの差し迫った需要によって、デジタル化はこの分野のすべての事業者にとって不可欠となっています。この重要なプロセスに参加する機会を得たことをうれしく思い、当社のチームと技術がこのように評価されたことを光栄に思います。このプロジェクトは、追跡可能なゴムによる当社の進歩の上に基づいており、われわれは当社の農産物体験と、パーム油のための柔軟な商品トレーサビリティーアプリケーションを構築した製品の卓越さを実証することを楽しみにしています」
パーム油と天然ゴムが直面している課題は、栽培をめぐる情勢と市場構造を共有していることから非常に類似しています。類似した課題に対応することで得られた知見により、AgridenceはRSPOのデジタルトランスフォーメーションのために、グローバルなアグリテック企業からなる三者コンソーシアムの先頭に立ち、テクノロジーと持続可能性における最高の頭脳を結集し、持続可能なパーム油の利害関係者の特定のニーズに合わせたこの特注のCTTSに、効率性、信頼性、技術的進歩における比類ない一歩進んだ変化をもたらすことになりました。
AgridenceのGerald Tan最高経営責任者(CEO)は次のように力説しています:「これは複数の領域において、他に見られない重要な成果です。これはわれわれのリソースを、持続可能なパーム油産業のために、統合され、最適化されたシステムを開発するため、この領域の専門家やイノベーターと一体となって相乗効果を提供する当社の能力を示しています。今回のパーム油への参入は、堅牢で安全なB2B取引プラットフォームや統合された持続可能なダッシュボード、トレーサビリティーツールを提供してきた当社の天然ゴムの実績におけるAgridenceへの評価と信頼を裏付けています。この刺激的なプロジェクトに乗り出すに当たり、Agridenceはイノベーションを推進し、協力を促進し、持続可能な未来に向けて顧客の皆さまに比類なき価値を提供することに引き続き取り組んでいきます」
RSPO の戦略・デジタルトランスフォーメーション担当最高責任者のNikki Gee氏は「AgridenceをRSPOのシステムの管理と保守の先導役に指名した決定は、現在のニーズを満たし、厳しくなる世界の規制に従って日進月歩の分野の将来のニーズを予測することができる、クラス最高のソリューションによるものです。われわれはAgridenceがRSPOとその会員に最適な体験を提供できると確信しています」と話しています。
デジタルトランスフォーメーション・プロジェクトはパーム油分野だけでなく、持続可能性を強化し、規制要件への対応を目指している他の産業での前例を設定する上でも、広範囲にわたる影響をもたらすことが予想されています。
Agridenceは11月20日から22日までジャカルタで開催される RSPO Annual Roundtable Conference (RT2023) (RSPO年次円卓会議)に出席し、プロジェクトの進捗状況と将来の持続可能なパーム油産業への影響に取り組むパネル「 The Future of Certification, Trade and Traceability in the Next 20 (次の20年における認証、取引、トレーサビリティーの未来)」に参加します。
▽Agridence Pte Ltdについて:
シンガポールで設立され、そこを拠点とするAgridenceは、商品取引の未来をもたらします。当社は、世界の農産物のサプライチェーンをデジタル化し、データで補強され、技術が主導するエコシステムの構築で最先端に位置しています。このデジタルトランスフォーメーションは、サプライチェーンをより深く分析して、環境、社会、財務のリスクを明らかにし、的を絞った介入を可能にします。
Agridenceは技術を活用してデータの透明性を実現し、信頼を強化します。顧客がより賢明な決断を下すことができるように、業界の知力と知見を提供します。当社は問題を特定し、商品の生産と取引の方法を再定義するソリューションを提供するよう努めています。
詳細については www.rubber.agridence.comをご覧ください。
▽メディア問い合わせ先:
LinkedIn: www.linkedin.com/company/agridence/