【鄭州(中国)2023年9月20日PR Newswire=共同通信JBN】2023年世界大河文明フォーラム(World Great Rivers Civilizations Forum、以下「フォーラム」)が9月16日から18日まで、河南省の省都で黄河沿いに位置する中国八大古都の1つ、鄭州市で成功裏に開催されました。「文明の交流と学び合いを進め、共に未来を切り開く」と題されたこのイベントには、世界中から300人以上の学者や専門家が参加しました。
このフォーラムは、持続可能な中国文明の発展と世界的な文化交流に焦点を当て、中国の黄河戦略と取り組みの生態系回復と文化的発展における成果を発表しました。黄河は河南省の8都市を流れています。鄭州は黄河中下流の都市であり、中国最古の農耕文明発祥の地でもあります。
世界大河文明の多様性と相互学習、中国文明と黄河文化の継承と促進、松山フォーラム、2023年中国文明と世界文明との対話、黄河流域の生態保護と質の高い開発に関するシンポジウムの4つのメインセッションは、考古学的成果と学術交流を融合させ、深遠な黄河文化を促進し、中国文化の影響力を拡大し、世界文明の相互学習を強化しました。同フォーラムは「鄭州宣言」を発表し、世界各地の河川文明の特徴を尊重し、河川流域の文化遺産を保護するための措置を講じ、古代文明の現代的価値観を取り入れることで現代文明の発展を促進するよう呼びかけています:
* 大河によって世界の主要な文明が育まれたことは、人類文明の具体的な表れである。
* 大河流域は人類文明の遺伝子を支えている。
* 各大河流域の文明の特性を尊重し、人類文明の多様性の維持を提唱する。
* 強力な措置をとり、大河流域の文化遺産をしっかりと保護することを提唱する。
* 大河文明を含む世界文明の研究の強化を提唱する。
* 文明の伝承と発揚の強化を提唱する。
* 大河流域の生態環境を保護し、文明と生態の調和・共生の実現を提唱する。
* 古代文明の時代的価値を発揮し、人類社会・現代文明の発展を促進することを提唱する。
* 文明の交流と学び合いを強化し、人的・文化的交流、文化の融合、民心の通じ合いの実現を提唱する。