【広州(中国)2023年9月19日PR Newswire=共同通信JBN】Canton Biologics Co., Ltd.は9月13日、3億元を超えるシリーズC資金調達ラウンドがこのほど完了したと発表しました。本資金調達ラウンドはSDIC Venture Capitalが主導し、Guangdong Technology Financial Group、Taipu Life Science Investment、Chnin Financialが参加しました。本ラウンドで調達した資金は、新規バイオテクノロジーの研究開発推進、商業生産能力の拡大、グローバルな戦略拠点の拡充に充てられます。
2016年に広州で設立されたCanton Biologicsは、高分子バイオ医薬品の開発・製造受託機関(CDMO)分野に特化し、バイオ医薬品の化学・製造・管理(CMC)開発から商業生産、グローバルな臨床供給まで、エンドツーエンドのサービスを提供しています。同社は、高収量細胞株の開発、複雑なタンパク質発現能力、確かな国際製造能力において目覚ましい成果を上げてきました。とりわけ、lgM分子発現プラットフォーム、発現宿主細胞、高密度細胞培養、新たな製剤、分析手法において大きな進歩を遂げてきました。業務効率の高さの証として、Canton Biologicsは、DNA合成からCMC製造までわずか7カ月で移行するというマイルストーンを達成、顧客の治療薬から臨床試験への迅速な進行を促しました。
Canton Biologics創業者兼最高経営責任者(CEO)のXiao Shen博士は「Canton Biologicsの技術的専門性と成長の可能性を認めてくださった本ラウンドの投資家の皆様に深く感謝します。当社は創業以来、『信頼性、効率性、革新性』という価値観に支えられ、バイオテクノロジーで未来を活気づけるというビジョンに鼓舞されてきました。本資金調達ラウンドは、バイオテクノロジーの研究開発における当社の進歩をさらに促し、当社のグローバルなプレゼンスを強化し、当社のパートナーを永続的にサポートし、最終的にはより多くの患者様のお役に立つことになります」と話しています。
筆頭投資家であるSDIC Venture Capitalは、Canton Biologicsの将来的な成長とグローバル展開について強気の見通しを持っています。それは、Canton Biologicsが独自の細胞株開発、前臨床医薬品の製剤化、大規模な商業生産、総合的な臨床サプライチェーン管理などの分野で広範な専門知識と強固な技術基盤を有する、高分子医薬品CDMO分野のフラッグシップ企業だからです。
共同投資家のGuangdong Technology Financial Groupは、Canton Biologicsの加速度的成長は、広東省内の研究開発アウトソーシング環境を向上させる上で戦略的役割を果たしていると指摘しています。
共同投資家のTaipu Life Science Investmentも、Canton Biologicsについて、グローバルな視点、顧客中心のサービスへのコミットメント、ダイナミックな経営陣、革新的な技術チーム、バイオテクノロジーの産業化で確かな能力を誇っているとして、好意的な見方をしています。