【北京2023年9月7日PR Newswire=共同通信JBN】中国東北部の遼寧省の省都である瀋陽市は、青少年のボート競技への関心を高めることを目的として、近年、このスポーツを小中学校のカリキュラムに組み込んでいます。
同市渾南区を例に挙げると、区内の34の小中学校に合計585台のローイングマシンが設置され、4万人以上の生徒に屋内トレーニング環境を提供しています。同区は2021年4月以降、学校のカリキュラムにボート競技を取り入れることを推進するため、1300万人民元(約178万米ドル)を投資しています。
ボート教室の質の高い発展を保証するため、同区は教育リソースの改善にも努めています。これまでに、渾南区の体育教師195人がプロのボートコーチとして認定され、教師間で2つのボートチームを結成しています。
渾南区の小学校の校長であるHou Mingfei氏は「生徒たちにボート競技に参加させることで、身体の健康を増進するだけでなく、スポーツに付随する文化的なメッセージを伝えようとしています」と語りました。ボート競技ではお互いに緊密に協力する必要があるため、ボート競技会ではチームスピリットが重要な役割を果たすことを意味しますとHou氏は述べ、学生たちはスポーツを通じて団結することの重要性を自ら学ぶことが期待されますと指摘しました。
ボート競技でのキャリアを目指す学生のために、市はさらなる試験やトレーニングを受けられる専門的なルートも提供しています。このようなボート競技の総合的な教育システムは、地域のスポーツの発展を支えるだけでなく、同市が若くエネルギッシュな成長力に吹き込まれるのを助けます。
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