【常州(中国)2023年8月30日PR Newswire=共同通信JBN】トリナ・ソーラー(Trina Solar)は、ベトナムでの210mm単結晶シリコンウエハーの生産により、国際的フットプリントを再び拡大しました。最初のウエハーは8月23日、ハノイの北80キロに位置するタイグエン市の工場の生産ラインから搬出されました。同工場は年間6.5GWのウエハーを生産できるようになります。この新たな生産能力により、トリナ・ソーラーはより柔軟に世界中に製品を供給できるようになります。
7月31日に生産開始のゴーサインが出され、最初の12インチ単結晶シリコンロッドが8月4日に組立ラインから搬出され、最初のウエハーの生産の前触れとなりました。
新工場の生産能力はウエハー6.5GWに加え、セルは4GW、モジュールは5GWとなっています。シリコンウエハー工場には、単結晶引き上げ、シリコンロッド角形加工、スライス、シリコン加工が含まれます。生産されたウエハーは主に、トリナ・ソーラーの米国市場への供給を含め、ベトナムとタイにあるトリナ・ソーラーの拠点でのセルとモジュールの生産に使用されます。
トリナが中国国外で生産しているVertexモジュールは、高出力、高効率、高信頼性、高エネルギー収量、低LCOE(均等化発電原価)のPVモジュールに対する世界的な需要の高まりに応えることをサポートしています。ベトナム工場でのシリコンロッドとウエハーの生産は、同社が海外に持つ他のモジュール生産拠点への安定した材料供給を保証します。
スマートな太陽エネルギー・ソリューションの世界的リーダーになることにコミットするトリナ・ソーラーは、「すべての人に太陽エネルギーを」という使命を、より競争力のある製品を作るだけでなく、労働機会を創出することでも果たしています。タイグエンのウエハー工場では、700人の現地従業員を雇用しています。
同社はまた、持続可能な開発の原則と実行にコミットし、国内外にまとまった産業エコシステムを構築しています。トリナ・ソーラーは8月上旬に青海省で210mmのn型i-TOPConセルの生産を開始したことで、青海工場の全工程を統合し、統合されたn型産業レイアウトの形成を加速させています。n型時代において、トリナ・ソーラーは産業チェーン全体をカバーする協力的なエコシステムにおいて、卓越した製品で業界をリードしています。
ソース:Trina Solar Co., Ltd