【常州(中国)2023年8月11日PR Newswire=共同通信JBN】最初の210mm n型i-TOPConセルが8月1日に青海省にあるトリナ・ソーラー(Trina Solar)のネットゼロパークで生産され、5GWのn型i-TOPConセル容量の量産が開始されました。これは、インゴット、ウエハー、セル、モジュールの業界サプライチェーン全体を取り込む、トリナ・ソーラーのn型技術の統合レイアウトにおけるマイルストーンです。
青海工場で生産されるセルには、n型i-TOPCon Advanced技術が組み込まれています。この技術は、トリナ・ソーラーが5月に発表したものです。厳選されたホウ素エミッターとPECVDによる高濃度ドープ TOPCon構造のイノベーションにより、セル効率は26%に達する可能性があります。Vertex N 700Wシリーズ・モジュールは、210mm n型i-TOPConセルを搭載し、高出力、高効率、高エネルギー収量、高信頼性、低LCOE(均等化発電原価)を特徴としており、顧客に高い利益と大きな価値を提供します。
開放性と先進性を特徴とする210mm製品技術プラットフォームは、最先端の技術をリードし、セル効率を最大30%向上させます。トリナ・ソーラーは、210mm製品技術で太陽光発電業界を600W以上の時代に導きました。トリナ・ソーラーは、210mmのn型技術により、n型技術の時代においても業界をリードし続けます。
n型i-TOPCon Advanced技術のサポートと、インゴット、ウエハー、セル、モジュールの生産能力の統合により、トリナ・ソーラーの統合n型レイアウトは強化され、アップグレードされています。トリナ・ソーラーのセル生産能力は年末までに、40GWのn型セルを含め75GWに達すると予想されており、そのすべてにn型i-TOPCon Advanced技術が採用されています。
同社のn型セルおよびモジュール工場は2022年後半から順次稼働しており、宿遷の8GW n型セル工場、常州の10GW n型モジュール工場、淮安の10GW n型モジュール工場など、 すべて江蘇省で行われるため、トリナ・ソーラーのn型モジュールの安心な配送がさらに確実になります。
トリナ・ソーラーは、持続可能な開発を達成するため、運営、バリューチェーン、製品管理を含むさまざまなネットゼロ実践を実施しています。トリナ・ソーラーは青海省の工業団地で、自社の技術力と産業上の強みを青海のリソースと組み合わせて、安定し環境に優しいエネルギーシステムを構築します。
「太陽エネルギーをすべての人に」という使命を堅持し、スマート太陽エネルギーソリューションの世界的リーダーになることにコミットしているトリナ・ソーラーは、自社のグリーン開発に注力するだけでなく、持続可能な開発戦略、ネットゼロのバリューチェーンの構築、グリーンエコシステムの構築に取り組むグローバルパートナーも求めています。