【北京2023年7月12日PR Newswire=共同通信JBN】世界有数の中国の太陽電池モジュールメーカー、Seraphim Energy Group Co., Ltd.(Seraphim)は2023年6月21日、マレーシアを本拠とする企業ERS Energy Group of Companies(ERS Group」)と太陽電池モジュール供給契約を締結しました。
契約によると、Seraphimはフィリピンのサンバレス州にあるERS Groupの300メガワット(MW)地上発電所に高効率太陽電池モジュールを供給します。モジュールの供給は2023年第3四半期に開始され、2024年第2四半期までに完了する予定です。
Seraphimが供給するコンポーネントは主に、マルチバスバーセル技術と高密度パッケージングを利用した550/555ワットの高効率モジュールで構成されています。これらのモジュールは内部損失が低く、マイクロクラックのリスクが少ないため、発電効率が大幅に向上し、バランスオブシステム(BOS)コストが削減されます。
太陽光発電製品の世界大手メーカーとして、Seraphimは2016年からフィリピンに戦略的に投資しています。現地プロジェクト特有の要件と設置条件を考慮し、同社は顧客のニーズを満たすために製品性能とサービスレベルを継続的に最適化しています。
SeraphimのInsan Boy副社長(グローバル販売担当)は「ERS Groupとの緊密な協力は、当社がクリーンエネルギーにおける持続可能な開発目標を達成し、フィリピンと地元コニュニティーの経済、環境、社会開発にプラスの影響をもたらすのに役立つと確信しています」と述べました。
ERS Groupは、マレーシアに本社を置く大手エンジニアリング・調達・建設サービスのプロバイダーです。
ERS GroupのJonathan Kanマネジングディレクターは「当社はこれまでにSeraphimとの幾つかの発電所供給協力を成功裏に完了してきました。当社はSeraphimの優れたコンポーネントの品質と性能に感銘を受けており、そのためにERS Groupは引き続きSeraphimと協力してフィリピンにおける太陽エネルギー市場の発展を共同で推進していきます」と語りました。
Seraphimは長年にわたり、確かな技術革新と研究開発能力により、国内外の顧客から一貫した信頼と評価を得てきました。
Seraphimはさまざまなアプリケーションシナリオに基づき、複数のシリーズの太陽光発電製品とスマートソリューションを開発してきました。Seraphim は100超の技術特許を保有しており、同社の20ギガワット太陽光発電製品は世界の100以上の国と多くの地域で使用されています。
ソース:Xinhua Silk Road