北京、2023年7月12日 /PRNewswire/ -- 習近平国家主席は、中国東部の江蘇省に対し、中国の近代化を進める上で率先して模範を示すよう要請しました。
中国共産党中央委員会総書記・中央軍事委員会主席の習近平は、水曜日から金曜日まで江蘇省を視察した際に発言しました。
同氏はまた、江蘇省の強固な産業基盤、豊富な科学・教育資源、健全なビジネス環境、巨大な市場規模といった強みを称賛し、江蘇省が改革、革新、質の高い発展を推進する上で模範的な役割を果たし続けるとともに、中国の新たな発展パターンの育成に貢献するよう強く勧めました。
今回の訪問で習主席は蘇州と南京を訪れ、工業団地、企業、歴史文化地区、科学研究所などを視察しました。 金曜の朝にも、習主席は江蘇省の党委員会と政府から業務報告を聴取しました。
科学技術の近代化
習主席は、中国の近代化の鍵は科学技術の近代化にあると当局者に指摘しました。
また、企業が革新を担う主体的な役割を強化し、企業への革新資源の流入を奨励し、科学技術の進歩の産業応用を促進するよう努力すべきだと習主席は付け加えました。
さらに、習主席は、包括的な革新を支援する基本システムを確立し、多様なルートを通じて科学技術投資を増やし、知的財産権の法的保護を強化するよう呼びかけました。
視察中、習主席は科学技術の発展を進めることの重要性を繰り返し強調しました。
蘇州工業園区を視察した習主席は、ハイテク園区が科学技術の自立と自己強化を達成する上で極めて重要な役割を果たすことを強調するとともに、科学技術の総合的な発展をより一層推進するよう呼びかけました。 そして、企業が中心となり、企業、大学、研究機関のより深い統合的発展も呼びかけました。
習近平国家主席は、新技術を活用した新産業の育成と産業高度化の加速の重要性を強調しました。 さらに同氏は、国際協力を拡大し、開放的で革新を推進する世界トップクラスのハイテクパークを建設することを重視しました。
木曜日の午後、江蘇省の省都・南京市にある紫山研究所の6G総合ラボを視察した習主席は、情報技術の急速な進歩に伴い、破壊的な技術がいつでも出現する可能性があると述べ。 現実的な革新を追求することを強調しました。
その上で、南京のNARIグループ企業の若手研究者を激励し、最先端技術でブレークスルーを起こし、充実した人生を送れるようにと激励しました。
現代中国文明の建設
習主席は党や政府関係者との会談で、中国の近代化を進めるためには現代中国文明の建設が不可欠だと指摘し。 また江蘇省に対し、科学技術や教育、文化などの分野の振興を強化するよう求めました。
木曜日の朝、習主席は2500年以上の豊かな歴史を持つ平江路歴史地区を散策しました。
同氏は、中国の優れた伝統文化は、弾力性、忍耐力、忍耐強さといった資質を体現しており、これらは中国の民族精神の不可欠な一部となっていると述べました。
また、習主席は、蘇州は伝統と現代を融合させることに優れており、歴史と文化の継承を促進すると同時に、ハイテク革新と質の高い発展を後押ししているとも述べました。
このようなアプローチは、未来の発展を象徴するものである、と習主席は付け加えました。
人々の生活保障
習主席はまた、充実した社会保障制度を確立し、雇用促進機構と公共サービスを改善し、雇用を促進するための努力を加速させるよう要求しました。
そして、重要なグループの雇用をより確実にするよう求めました。
労働安全について習主席は、重大事故や大事故を抑制するために、安全面の見直しを進めなければならないと述べました。
習近平国家主席は、中国が洪水対策の重要な時期を迎えようとしていることから、洪水災害への警戒を呼びかけ。 さらに、一部の地域では森林火災のリスクが高まっていることにも言及しました。
あらゆる損失を最小限に抑えるために、さまざまな緊急時の備えをしなければならない、とも習主席は付け加えました。