ロンドン、2023年6月13日 /PRNewswire/ -- チャイナ・モバイル(China Mobile)は、オムディア(Omdia)のサービスプロバイダデジタル戦略ベンチマークの2023年版で1位になりました。これは、確立された通信サービスプロバイダのビジネスモデルが圧力を受け、多くのCSPが業務のデジタル化、接続性を超えたサービスの開発、新たなビジネス分野への多様化によって対応している中で、12の主要なグローバル事業者グループのデジタル戦略を評価するものです。
チャイナ・モバイルのベンチマークにおけるリードは、最大35点満点中27.5点のスコアであり、高速ブロードバンドを展開し、そのインフラを新しいサービスを開発するためのプラットフォームとして利用した規模の結果です。2位のSKテレコムは、AI企業としての変革を進め、メタバースやアーバンエアモビリティなどの新たな分野でサービスを展開しており、4位のNTTドコモは、テクノロジーとデジタルサービスに強みを持つことから、それぞれのベンチマークに選ばれました。
「東アジアの事業者がベンチマークの上位4位のうち3位を占めており、この地域のサービスプロバイダが世界で最も進んでいることを示しています」と、オムディアのサービスプロバイダ戦略・規制担当リサーチディレクターであるDario Talmesio氏は述べています。「チャイナ・モバイルは特に驚くべき変化のスピードを示しており、デジタルトランスフォーメーションサービスがサービス収益の25%以上を占めるようになりました。チャイナモバイルは、接続性だけでなく、さまざまなデジタルサービスを提供するTechCo(テクノロジードリブンな通信)事業者に急速に変貌を遂げています」
さらに特筆すべきは、今回初めて掲載したUAEのe&(旧Etisalat)がテレフォニカ(Telefónica)と並んで第5位にランクされたことです。
「e&の好調の背景には、2022年初頭に発表した『グローバルな技術・投資グループへの変革』という新戦略があり、この戦略を強力に推進しています」と、オムディアのサービスプロバイダ市場担当チーフアナリストであるMatthew Reed氏は述べています。
バーティ・エアテル(Bharti Airtel)は2023年のベンチマークで7位にランクされており、エアテルが2022年後半にインドで5Gを開始し、同社がデジタルサービスの大規模なポートフォリオを開発し続けていることから、2022年の9位から上昇しています。
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