上海、2023年5月26日 /PRNewswire/ -- 上海で開催された第16回国際太陽光発電・スマートエネルギー会議・展示会（SNEC 2023）において、ファーウェイは次世代オールシナリオのスマートPV + エネルギー貯蔵システム（ESS）ソリューションと同社の世界的な成功事例を紹介しました。これらのソリューションは、ユーティリティスケール、商業・産業(C&I)、そして住宅のシナリオ向けに設計されています。
I. ユーティリティスマートPV&ESSソリューション：PVを主なエネルギー源とすることを可能にする
ユーティリティスケールの発電所は複雑で多様化しています。再生可能エネルギーやパワーエレクトロニクス機器の割合が高く、GWレベルの超大型発電所であることが特徴であり、安全性、系統接続、運用・保守（O&M）、発電効率が課題となっています。ファーウェイは、パワーエレクトロニクスとデジタル技術、PVとESS、そしてエネルギーとデータの流れを統合することを革新的に提案しています。ファーウェイはエコシステムパートナーと共同で、安定したグリッド接続、究極の安全性、インテリジェントなO&M、高い収率を保証するユーティリティスマートPV&ESSソリューションを開発します。
中国青海省の共和県では、ファーウェイは世界最大の2.2 GWのPVキャンパスの建設に参加しており、このキャンパスは世界初の100%クリーンエネルギーの超高電圧（UHV）送電線に接続されています。北西部の高原から中央部の平野部まで、クリーンなエネルギーを連続的に伝送するラインです。四川省の雅礱江では、ファーウェイは世界最大の1 GWの水力発電と太陽光のハイブリッド発電所のために、グリーンで低炭素、かつ安全で効率的な近代的エネルギーシステムの構築を支援しました。
ファーウェイは、ストリングインバータのトレンドを設定し、スマートストリングESSアーキテクチャを再構築しました。ファーウェイの画期的なスマートストリングESSは、電気化学、冷却、パワーエレクトロニクス、デジタル技術、安全設計を統合しています。パックレベルの最適化とラックレベルの管理により、パワーエレクトロニクス技術を使用して、リチウム電池の不整合と不確実性を軽減します。4レベルの能動的安全と2レベルの受動的隔離は、洗練された管理を可能にし、利用可能な容量と安全基準を高めます。このソリューションは、お客様から高い評価を受け、サウジアラビアの1.3 GWhの紅海プロジェクトに採用されました。これは、完全に再生可能エネルギーで駆動される世界最大のオフグリッドESSプロジェクトです。
II. 商業・産業用スマートPVソリューション：持続可能なビジネスを実現するワンストップソリューション
低炭素化は世界的な潮流となっています。電気に対するコストや二酸化炭素排出量の削減を目標とする企業も増えています。エネルギーコストを削減し、エネルギー自給を達成するためのグリーントランスフォーメーションを推進しようとしています。このニーズに対応するため、ファーウェイは「1+4」オプティマイザ + PV + ESS + 充電器 + 管理システムのアーキテクチャを提案しました。このソリューションは、高度なインテリジェント技術により、高い安全性、信頼性、エネルギー収率、容易なO&Mを実現します。商業・産業シーンでのPVプラントに優先的に採用されるでしょう。
III. 住宅向けスマートPVソリューション：常に輝き続ける住まい
ファーウェイの住宅向けスマートPVソリューション4.0は、エネルギー収率、貯蔵、消費、そして安全性を最適化して、家庭のエネルギー自給率を確保します。
安全は、私たちが行うすべての活動の基礎となるものです。PV業界で確立されたファーウェイの専門知識に基づいて構築されたこのソリューションは、PV、ESS、屋上と屋下の電磁両立性（EMC）のパフォーマンスに対して、包括的で強固な安全保護を提供します。このソリューションは、屋根の上で、L4インテリジェントアーク保護（業界最高）とモジュールレベルの高速シャットダウンを提供します。屋上では、技術の革新・進歩によって家電製品のようにEMCシールドが施された機器もあります。4段階の安全保護に加え、2重の緊急保護など最大12種類の保護手段でESSを保護します。
将来を見据えて、ファーウェイは、PVとESS産業の高品質な発展を推進するために、パートナー、業界関係者、政府、業界団体、そして標準化団体との革新と協力を継続します。私たちのビジョンは、太陽光発電をすべての家庭や企業の主要なエネルギー源として普及させ、より良い、よりグリーンな未来のためにカーボンニュートラルを加速させることです。
