【北京2023年2月24日PR Newswire＝共同通信JBN】Pu'er Dailyの最近の報告によると、中国南西部雲南省のプーアル市で生産されたコーヒー生豆の輸出額は2022年に4億6200万元に達し、前年比で296.4%の急増となった。
中国南西部雲南省のプーアル市でコーヒーの実を乾燥させるコーヒー生産者
輸出先は、欧州、東南アジア諸国連合（ASEAN）、米国、中東などの地域である。
プーアルは北緯24度に位置し、標高1000メートルから2000メートルの地域がほとんどで、温暖湿潤な亜熱帯気候である。豊かな土壌、十分な日照、豊富な降水量、良好な生態環境のすべてが、この地でコーヒー豆を栽培するための最高の条件に寄与し、プーアル市は中国のコーヒーの首都として知られている。
中国南西部雲南省のプーアル市にあるコーヒー会社の焙煎豆生産ラインで働くスタッフ
プーアルコーヒー豆は、滑らかな口当たりとフルーティーな香りを備えたバランスのとれた芳醇なコーヒーを生み出し、輸出の増加に反映されているように、世界中の消費者に好まれている。
プーアルのコーヒー農園面積は2022年に67万9000ムー（畝）（約4万5267ヘクタール）、生産量は5万5700トンで、中国で最高の収穫量だった。
近年、プーアル市はコーヒーの栽培、研究開発、加工、販売、保管を強化するための取り組みを拡大している。2019年には、コーヒー生産者、運営者、生産者の負担を軽減し、業界の持続的で健全な発展を促進するために、市内のコーヒー生豆の価格設定のためのパイロット保険プログラムを開始した。
努力は報われる。インスタントコーヒー、焙煎豆、吊り下げ式耳付きコーヒーフィルターバッグ、カプセルコーヒーなど、多くの種類のプーアルコーヒー製品がインターネット上のベストセラーの1つとして人気を博している。
ネスレ（Nestle）やスターバックスなど世界的に有名なコーヒーブランドは、プーアルコーヒー豆を使った多数の製品を発売した。
プーアルではコーヒー関連の観光も促進している。11月から翌年3月までの収穫期には、国内外のコーヒー愛好家や企業家が、研修を受け、コーヒー産業の開発について交流するためにこの都市を訪れる。
オリジナルリンク：https://en.imsilkroad.com/p/332895.html
