国連の緊急教育基金が、今後4年間で2,000万人の子どもたちを支援するために公約を拡大し、ドイツと英国が17の寄付国リストのトップに名を連ねました。
ジュネーヴ, 2023年2月19日 /PRNewswire/ -- 世界のリーダーたちは、「教育を後回しにはできない」(Education Cannot Wait、英文略称ECW)に8億2,600万ドルを拠出し、危機に瀕した2億2,200万人の少女少年の教育を支援するグローバル・チャレンジを発表しました。
これらの画期的な発表は、2月16日から17日にスイスのジュネーブで開催されたECWハイレベル資金調達会議( ECW High-Level Financing Conference)で行われました。
グローバル・ビジネス・コーリション(Global Business Coalition)、イタリア、カタール、スペイン、チューリッヒ・カントナルバンク(Zürcher Kantonalbank)ら5つの新しい寄付者を含む、計17の寄付者がECWへの寄付を発表しています。 多国間基金による新たな「2023-2026年戦略計画」が始まって1カ月余り、これらの画期的なコミットメントは、すでに2,000万人の子どもと青少年に手を差し伸べるために必要な15億米ドルの半分以上を計上しています。
世界では、紛争、気候変動、強制移住などの長期的な危機にさらされた2億2,200万人の子どもたちが、質の高い教育を緊急に必要としています。
「教育なくして、民主主義はなし。 私たちは、将来を担う世代に十分な教育を受けさせる必要があります。」イグナツィオ・カシススイス連邦評議員は、このように述べています。
スイスは、ECWおよびコロンビア、ドイツ、ニジェール、ノルウェー、南スーダン政府とともに、High-Level Financing Conferenceを共同開催しています。
ドイツは依然としてECW最大の寄付国です。 「本日の公約は、最も弱い立場にある何百万人もの若者に希望を与えることにつながるでしょう。 ドイツはすでに昨年、今後4年間でStrategic Planに2億1000万ユーロ支援し、こうした子どもたちを支援すると発表しました。」スヴェンジャ・シュルツェドイツ連邦経済協力・開発大臣は、こう述べています。
英国はこの日、ECWへの新たな資金提供として8000万ポンドを発表し、最大のコミットメントを提供しました。 「私たちは、戦争、災害、強制移住の恐怖の影響を受けている2億2200万人の子どもや若者を見過ごさないために、緊急事態における教育への取り組みを新たにしています。」アンドリュー・ミッチェル外務・英連邦・開発担当大臣は、このように述べています。
カナダは、同カンファレンスで、8,750万カナダドルの新たな資金提供を発表しました。 「すべての子どもたちが質の高い教育を受けられるよう、今後もパートナーと協力していきますハルジット・サージャン国際開発大臣は、このように述べています。
また、Education Cannot Waitのヤスミン・シェリフエグゼクティブ・ディレクターは、次のように続けています。「15億ドルの目標を達成しても、そこで終わりにはしません。 本日の寛大なご寄付により、1,000万人の被災した子どもたちに質の高い教育を提供することができます。 これは、私たち人類への投資です。」
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