【北京2022年12月27日PR Newswire=共同通信JBN】中国東部山東省の陽新県は近年、肉牛産業を基盤として環境に優しい低炭素開発モデルを全方位的かつ全プロセス的に実施し、これにより、環境に優しい方法で質の高い発展を促進してきた。
ビッグデータ技術によって、県内にある29の国家および省の近代農業工業団地と肉牛産業クラスターを統合・管理し、肉牛産業チェーン全体を構築した。
陽新県は6年連続で「穀物作物を飼料作物栽培に置き換える」プロジェクトを実施。基本的に大規模農場を完全に網羅し、合計62万6900トンのサイロ貯蔵用トウモロコシが収集および貯蔵され、5000超の栽培農家が関与して栽培部門と繁殖部門の双方に利益のある状況を実現した。
植え替えられたサイロ貯蔵用トウモロコシは、牛や羊の餌にすることができ、わら焼きによる環境汚染や土壌の損傷などの一連の問題を解決した。
さらに同県は、10の郷と街道に5000立方メートルの家畜と家禽のふん尿の集中収集タンクを11基建設し、家畜と家禽のふん尿を確実に保管、輸送、使用できるようにした。
県はChina General Nuclear Power Corporation(CGNPC)と提携し、双方で5億元を投資して、家畜や家禽のふん尿やわらなどの農業廃棄物を嫌気性消化技術によってバイオガスに変換し、浄化などを行う、総合的農村再生可能エネルギー利用開発プロジェクトを構築した。
県はクリーン暖房方式を積極的に推進し、県内の10万世帯以上でバイオマスクリーン暖房への転換を完了し、農村世帯の95%以上がクリーン暖房を達成した。
県が3億5700万元を投じて廃棄物焼却発電プロジェクトを構築し、毎日500トンの家庭廃棄物を処理し、廃棄物1トンにつき約300度の電力を生成しているとされる。
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