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◎明るい見通しの2014年春秋の広州交易会

The Canton Fair
2014-01-13 09:00 1388

【広州(中国)2014年1月13日PRN=共同JBN】

世界の経済成長は、新年の商取引を促進する方向に向かう

2013年春秋2回の広州交易会(The Canton Fair)における商取引と参加者数は前年に比較しておおむね安定していたが、より好況な経済展望によってこの中国一権威ある見本市の2014年の見通しは明るい。600以上の出展企業に対する調査では、半数以上の企業は広州交易会が主要な役割を果たすことで2014年は商取引が増加する年になるだろうと回答している。広州交易会は一般的に、中国経済の健全度を示すバロメーターと考えられている。世界的に需要が低迷しているため引き続き課題はあるものの、中国の外国貿易は困難な2013年を良い状態で乗り切ったようだ。中国の外国貿易は昨年11月現在で前年比9.3%上昇、うち輸出は12.7%上昇し2000億ドルを上回った。これによって、年間貿易成長率は中国政府目標の8%近くまで押し上げられると予測されている。

中国の2014年の外国貿易は、2013年を下回らない成長率で上昇傾向を維持すると見られている。2014年貿易額予測は記録的な4兆ドルとなっており、中国はことし初めて世界最大の貿易国になるだろう。

国際貿易環境についてみると、国際通貨基金(IMF)と経済協力開発機構(OECD)はともに世界の経済成長率を3.6%と予測している。2013年は3%の予測だった。

欧州連合(EU)、米国の経済成長は中国の輸出を下支えする助けになっており、この傾向はことしも続くと見られる。2013年第3四半期に前年比4.1%の経済成長を達成した米国によって、中国から米国への玩具輸出は2013年の3四半期で5.5%増の29億5000万ドルになり、同期間中の対欧州玩具輸出も上昇した。

中国の輸出業者は特に現在の経済状況に楽観的である。輸出業者500社以上に対する最近の調査では、3分の2は2014年前半における貿易収入が前年に比べて上昇すると見ていると回答している。とはいえ、引き続き予想外の景気変動、人民元の高騰、生産コスト上昇などが懸念材料になっている。

広州交易会組織委員会は現在、ますます魅力を増している中国市場への最良の窓口である春秋の広州交易会に参加者を迎える準備をしている。

詳細は以下のサイトを参照。

http://www.cantonfair.org.cn/en/index.asp

ソース:The Canton Fair

ソース: The Canton Fair