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CGTN:中国とラオスはどのように人間運命共同体の構築を推進するのか?

CGTN
2022-12-02 17:03 1031

【北京2022年12月2日PR Newswire=共同通信JBN】中国西南部雲南省の昆明とラオスの首都ビエンチャンを結ぶランドマークプロジェクトである中国ラオス鉄道(China-Laos Railway)は2021年12月の開通以来、旅客輸送と貨物輸送における優位性と好影響を実証してきた。

ビエンチャンを拠点にし、中国ラオス鉄道のラオス区域の運営に責任を持つ合弁会社Laos-China Railway Co., Ltd. (LCRC)(ラオス中国鉄道会社)によると、同鉄道のラオス区域はこれまでに、その大半が国境を超える商品である計約200万トンの商品を出荷し、旅客126万人を運んだ。

中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は11月30日、訪中したラオスのトンルン・シスリット(Thongloun Sisoulith)(大統領)ラオス人民革命党中央委員会書記長兼国家主席と会談し、両国は協力して中国ラオス鉄道を両国の国民のための発展、幸福、友情の鉄道にしたと述べた。

習主席は、これは両国国民に大きな恩恵をもたらしているだけでなく、一帯一路構想(BRI)の構築と人間運命共同体の構築の推進にとっての手本も提供していると述べた。

▽江沢民同志の死を悼む

習主席はまず、江沢民同志が同日早く、あらゆる治療の効果もなく、上海で死去したとトンルン氏に述べた。

江同志は党全体、軍全体、あらゆる民族に属する中国国民が認めた高い評価を得ている傑出した指導者であり、偉大なマルクス主義者であり、偉大なプロレタリア革命家、政治家・軍事戦略家・外交官であり、長年の試練を経た共産主義の闘士であり、また中国の特色ある社会主義の大義の傑出した指導者であった。習主席は、江同志は中国共産党中央集団指導部の第3世代の核心であり、3つの代表思想を中心となって提唱した人物であったと強調した。

トンルン氏は江同志の死に深い哀悼の意を表明し、これは中国共産党と中国国民にとって大きな損失であり、ラオス人民革命党およびラオス国民も同様の気持ちを抱いていると述べた。

トンルン氏は江氏をラオス側にとっての親友と呼び、江氏が2000年にラオスを訪問した際、長期安定、善隣友好、相互信頼、包括協力の原則を提案し、ラオス・中国関係の発展に重要な主導的役割を果たしたと述べた。

習主席とトンルン氏は11月30日、両国はこの原則を堅持すると繰り返し述べ、良き隣人、友人、同志、パートナーの精神を支持することを誓った。

▽ウィンウィンの協力

中国とラオスは2019年4月、運命共同体を共同で構築するための行動計画に調印した。それ以降、実りある協力の成果が達成され、中国ラオス鉄道はその鮮やかな一例である。

習主席はトンルン氏に、中国はより多くの中国企業がラオスに投資するよう奨励し、より多くのラオス側からの高品質製品が中国市場に進出するのを歓迎し、現在ラオスが直面している難題を緩和するため、ラオス側に引き続き援助を提供していくと述べた。

習主席はさらに、両国は科学・技術、教育、文化、観光、医療、若年層などの分野で交流と協力を拡大し、人と人のつながりを推進していくべきだと付言した。

中国は現在、ラオスにとって2番目に大きな貿易相手国で、最大の外国直接投資国となっている。

中国外務省によると、中国は2022年2月時点でラオスへのさまざまな形での投資で計132億7000万ドルを出資している。中国は対応できる範囲において、無償資金援助、無利子融資、または優先的融資の形でラオスに援助を提供してきた。その対象は原料、全面プロジェクト援助、要員訓練、技術支援などの分野に及んでいる。

 

▽中国は基幹的存在

習主席は、中国は進んで中国メコン協力および中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)協力の枠組みの中でラオス側との調整と協力を深化させ、人類の共通の価値を推進し、共に世界の平和と安定、発展、繁栄を維持していくと述べた。

トンルン氏は、世界が経験している複雑な変化の下で、中国は世界の平和と安定を維持するための基幹的存在であり、共通の発展の推進と運命共同体の構築にコミットしていると述べた。

https://news.cgtn.com/news/2022-11-30/Xi-holds-talks-with-Lao-president-1fnZjFTRH1K/index.html  

ソース: CGTN