【シンガポール2022年11月23日PR Newswire=共同通信JBN】
*ハイブリッドデータへのアクセスと管理を強化することで、PTT Oil and Retail Businessによるタイ初のリテールと給油を統合した顧客体験の構築を加速する。
ハイブリッドデータ企業のCloudera(Cloudera )は22日、タイの石油・リテール企業であるPTT Oil and Retail Business Public and Company Limited(OR)が、データ分析機能の強化を通じて同国初のリテールと給油を統合した顧客体験を構築するためにClouderaを選択したと発表した。ORはCloudera Data Platform(CDP)を実装してインサイトを提供する新しいデータおよび分析プラットフォームを強化するための措置を講じている。このプラットフォームは、顧客のより明確なビューをORに提供するとともに、ORの1900のガソリンスタンドと3000の小売店の全体で一元化されパーソナライズされた体験を提供することにより、顧客エンゲージメントを強化している。このデータ分析の最適化された使用は、ORのデジタルインフラストラクチャーの全体的な変革も推進し、同社が人工知能(AI)や地理分析などの新しいテクノロジーを活用して運用プロセスを加速できるようにする。
Thailand Public Company Limitedの石油事業とリテール事業がORに統合されたことで、ガソリンスタンドにあるカフェなどの関連事業の管理がより緊密になった。複数のタッチポイントにわたるORの事業子会社と顧客とのインタラクションにより、膨大な量のデータが生成され、カスタマージャーニーをマッピングし、デジタルに精通した顧客向けに統合されパーソナライズされたオムニチャネル体験を開発した。これらの顧客インサイトは、ORの地域的ビジネスプレゼンスを拡大するための将来のマーケティングおよびプロモーション戦略にも役立つ。このデータを活用して、より高いビジネスの成長を実現するために、ORは、信頼できる唯一の情報源として機能する新しい分析プラットフォームで企業データを管理し、分析のためにさまざまな事業ユニットにまたがる従業員のデータアクセスを民主化するための柔軟で効率的かつセキュアなソリューションを必要としていた。
ORはClouderaと協力して、既存のデータプラットフォームを設計し、Clouderaのハイブリッドデータソリューションに移行している。ORは、2024年までに完全に実装することを目標として、さまざまなクラウドおよびオンプレミス環境に保存されているデータに迅速にアクセスし管理するための最適なソリューションとしてCDPを選択した。ORが対処しようとしている主な課題には、複数の環境にまたがって保存されている構造化データと非構造化データへのシームレスでセキュアなアクセスと配信、データライフサイクル全体にわたるデータの編成と規模、および、統合されたセキュリティーとガバナンスが含まれ、これにより地理分析や人工知能などの新しいテクノロジーを適用し運用プロセスを強化することが可能になる。リアルタイムのインサイトを活用する機能により、ORは、複数の事業ユニットと子会社から提供されるサービスを統合することで、パーソナライズされたサービスを提供できるようになる。これは、フランチャイズなどの他の事業プロセスに費やす時間を短縮するのにも役立つ。この技術がタイ全土のORの食品・飲料事業のフランチャイズオーナーからの事業用地リースの要求を自動化できるためである。
ORのK.Wison Suntharachan上級執行副社長(企業戦略・持続可能性担当)は「ORでは、データを『新しい金』と見なしており、当社の事業戦略を実現するのに不可欠なテクノロジーを実装するためにClouderaと協力することを選択したことをうれしく思う。オンプレミスとクラウドベースの両方を活用するCDPの能力に関心があり、これは当社のハイブリッドデータアーキテクチャーに理想的なソリューションとなる。CDPを使用して、企業データを民主化し、分析を強化するプラットフォームを構築することを検討している。これにより、顧客の理解を深め、影響力のあるパーソナライズされた体験を作成することができる。また、新しい技術アプリケーションをサポートするための適切な構造化データも提供される。Clouderaでハイブリッドデータの可能性を最大限に活用できることを楽しみにしている」と語った。
ClouderaのRemus Lim副社長(アジア太平洋および日本担当)は「現在の顧客は、よりパーソナライズされたオムニチャネル体験を求めている。データは、顧客のニーズと要求をしっかりと理解するために必要な要素を提供することから、こうした体験を作成する上で重要なリソースである。ORの事業体を通じて入手できる膨大な量のデータは、絶好の機会を提供する。Clouderaは、ORがこのデータを顧客の有意義な体験に変えるのに必要なプラットフォームを提供できることをうれしく思う」と述べた。
▽Clouderaについて
Clouderaは、データが今日不可能なことを明日は可能にすると信じている。Clouderaは、データの価値を世界に伝え、オープンソースコミュニティーの絶え間ないイノベーションを原動力とする業界とエコシステムを生み出してきた。同社は、各業界のリーダーである同社の顧客が、複雑なデータを明確で実用的なインサイトに変える支援をしている。同社のハイブリッドデータプラットフォームを通じて、企業は、データの所在地にかかわらず、それを必要とする人の手に届けることで、データ駆動型の未来を築くことができる。詳細については、www.Cloudera.com を参照。
Clouderaおよび関連マークは、Cloudera, Inc.の商標または登録商標である。その他の会社名および製品名は全て、それぞれの所有者の商標の可能性がある。
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