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Cambrexが連続フローAPI開発サービスの大手企業Snapdragon Chemistryを買収

Cambrex
2022-11-21 19:00 1085

イーストラザフォード(米ニュージャージー州), 2022年11月21日 /PRNewswire/ -- 薬品ライフサイクル全体にわたって原薬、医薬品、分析サービスを提供する大手の世界的受託開発製造機関(CDMO)であるCambrexは21日、新興および確立されたバイオ医薬品の幅広い顧客を対象とする、米国の化学プロセス開発サービスの主要プロバイダーであるSnapdragon Chemistryを買収する買収する最終合意に達したと発表した。

Snapdragonは、API(医薬品有効成分)のバッチおよび連続フロープロセス開発を専門としており、最先端の自動化技術と独自の機器を利用し、複雑なプロセスおよび分析開発の課題を解決している。科学者とエンジニアのチームは、効率的なGMPおよび非GMP製造プロセスを設計し、迅速に実行するために、データが豊富な実験で得られる深いプロセス理解を適用する。米マサチューセッツ州ウォルサムに研究開発(R&D)と製造の本社を置くSnapdragonの74人の従業員は、地元の科学コミュニティーと強いつながりを持ち、博士号(PhD)を持つ31人の科学者がスタッフとして働いている。

CambrexのThomas Loewald最高経営責任者(CEO)は「Snapdragonの買収は、ノースカロライナ州ハイポイントの当社施設への最近の有機的投資を補完し、連続フロープロセスの開発と製造の分野における当社の成長を加速させる。ボストンのバイオ医薬品ハブの中心にある研究開発と製造能力により、Snapdragonは顧客の最も困難なプロセス開発の課題を解決することに引き続き注力していく」と語った。

SnapdragonのMatt Bio最高経営責任者は「40年以上にわたる原薬の開発と製造の専門知識を持つCambrexに加わることは大変喜ばしい。当社のクラス最高のプロセス開発能力とCambrexの北米および欧州の大規模な製造施設との提携は、従業員と顧客の両方にとって自然な組み合わせだ」と述べた。

Snapdragonは最近、同社2番目の施設となる、人間の臨床試験用の試験薬品を製造する5万1000平方フィートの新施設を開設した。新施設は、臨床中間体と原薬を供給する会社の能力を拡大した。

この取引は、通常の規制当局の承認が完了した後に完了する予定である。今回の買収はCambrexの、Q1 Scientificに続く1年間に2回目の買収であり、医薬品の開発と製造に特化したソリューションのポートフォリオを拡大するという同社戦略に沿ったものである。

▽Cambrexについて

Cambrexは、医薬品のライフサイクル全体にわたり原薬、製剤、分析サービスを提供している世界有数の医薬品受託製造開発機関(CDMO)である。40年以上の経験を有し、北米と欧州のグローバル顧客にサービスを提供し、成長する2300人超の専門家からなるチームを擁するCambrexは、ブランドとジェネリックの両市場におけるAPIおよび最終剤形の開発・製造の信頼できるパートナーである。

Cambrexは、生体触媒や連続フロー、規制薬物、固体科学、材料特性評価、高力価API など、幅広い特殊原薬技術、機能を提供している。さらにCambrexは、経口固形薬、半固形薬、液薬など従来の剤形に加え、徐放薬、多剤混合薬、小児用薬、二層錠、スティックパック、局所薬、規制薬物、無菌および非無菌軟膏などの特殊剤形製造の専門知識も有している。

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ソース: Cambrex