【北京2022年11月16日PR Newswire=共同通信JBN】第6回Africa Link Union(ALU)年次会議が14日、北京で開催され、19の国と地域から26人のメディア代表者が参加して中国とアフリカ間のメディア協力の強化を支援した。
会議はCCTV Video News Agency(CCTV+)が主催し、参加者らは「Sincerity, Real Results, Amity and Good Faith, Strengthening China-Africa Media Cooperation(誠実、現実の成果、友好、誠意が中国-アフリカ・メディア協力を強固にする)」とのテーマの下で、協力体制を深化する手法について見解を共有した。
開会のあいさつを行ったCCTV+のTeng Yunping社長は、アフリカ大陸各地からの参加者に温かい歓迎の意を表明し、中国-アフリカ・メディア協力は双方間の関係強化に極めて重要な役割を果たしてきたと述べた。
Teng氏は「ALUの実用的なメカニズムにより、われわれは一段と身近になり、中国とアフリカの間のメディアコミュニケーションの点で人と人のつながりのための架け橋を構築した」と語り、ALUは中国-アフリカ関係の包括的発展に疑いようのない貢献を果たしたと付け加えた。
会議では、CCTV+のTeng Yunping社長とTchad 24のOusman Abdelmoumine Bechir最高経営責任者(CEO)によるCooperation Agreement on AMSP(オールメディア・サービスプラットフォームに関する協力協定)の調印も行われた。
China Global Television Network(CGTN、中国グローバルテレビジョンネットワーク)のSong Jianing副局長は「長期的観点から世界の主要メディアのニュースコンテンツの収集を改善し、効果的で、徹底した、多様な、国際的な、協力的なメディアを作り出すために、CGTNは今後喜んで、アフリカのメディアパートナーにより多くの公共的な番組を提供し、より密接な交流と協力を行っていく」と語った。
ケニアの放送局Switch TVのSusan Ng'ong'a CEOは「CCTV+はわれわれの放送局にとって重要なニュースコンテンツ源になった」と語った。
同氏は「Switchメディアは、今後長年にわたり、世界クラスの専門的なニュースコンテンツの番組を作り、パートナーシップを強化することにより、African Link Unionの中での同盟構築を目指している」と述べた。
カメルーンのAfrique MediaのMartin Ngningaye CEOは「China Media Group、CGTN、CCTV+の協力に感謝する。われわれはあなた方から学び、例えばAMSPプラットフォームのような新しい仕事のやり方に順応してきた」と語った。同氏はまた、オーディオビジュアルコンテンツの交換により、視聴者は中国についての真実を見つけ出し、関係各国の素晴らしさや文化的多様性、観光地についてより多くを学ぶことができるようになった。とりわけ、情報の処理において中立性と厳密さを実現することができるようになったと述べた。
メディアの代表らは会議で、重要な国際イベントの取材や、第20回中国共産党(CPC)全国代表大会後の中国とアフリカのメディア協力に関する将来計画、またALUのさらなる発展について意見を交わした。
会議では2021年から2022年のALU News Awardsの受賞者も発表され、過去1年間に協力プラットフォームの発展に際立った貢献を行った人たちを称賛した。
ALUは2016年にCCTV+とアフリカ各地のメディア機関によって設立され、中国・アフリカ間のメディア協力と交流の推進を目指している。