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リヤド（サウジアラビア）, 2022年10月28日 /PRNewswire/ -- 第6回Future Investment Initiative（FII、未来投資戦略）2日目は、過去最大のカーボンクレジット販売の競売成功、重大発表、重要取引の契約調印、各種トレンドトピックの刺激的な討議があった。
この日は、進行中の世界的変化の中で長期的成功を確実にする方法について、FII Institute（FII研究所）のRichard Attias最高経営責任者（CEO）とTrian Fund ManagementのNelson Peltz創業パートナーが交わした会話で幕を開けた。続いて「The Pulse on Global Macrofinance（世界マクロファイナンスの鼓動）」と題する全体討論があり、サウジアラビアのムハンマド・ビン・アブドラ・ジャドアーン（Mohammed bin Abdullah Al Jadaan）財務相、バーレーンのサルマン・ビン・ハリファ・ハリファ（Salman bin Khalifa Al-Khalifa）財務・国家経済相、Liberty Strategic CapitalのSteven Mnuchinマネジングパートナーがグローバリゼーションによって世界市場にもたらされる影響について見解を共有した。
Saudi Public Investment Fund（PIF、サウジ公的投資基金）とTadawul Groupは、カーボンニュートラルの未来への移行を加速するVCMカーボン市場の結果を発表した。これは2060年までにネットゼロ目標を達成するサウジアラビアの取り組みに不可欠のものである。サウジと域内の15社が過去最大のカーボンクレジット販売に参加し、クレジットはアラムコ、Olayan Financing Company、Saudi Arabian Mining Companyなどの企業が購入した。PIFはさらに、バーレーン王国、イラク共和国、ヨルダン・ハシム王国、オマーン・スルタン国、スーダン共和国に投資する5企業を設立すると発表した。5社は各市場のさまざまな基幹部門に最大総額240億米ドルを投資する。
FII Instituteはまた、農業と漁業の持続可能性を推進する革新的な技術ソリューション2件への投資も発表した。1つは英国の新興技術企業Dogtooth Technologiesに対する50万英ポンドの投資で、同社は果物の自動摘み取りロボットを開発、販売して、農作物廃棄物の削減と果物生産によるCO2排出の削減に一役買っている。FII Instituteは、国連「海洋の10年」特別版で取り上げられたSeafood Souqにも50万米ドルを投資する。Seafood Souqは世界の水産物貿易、追跡可能性、ブルートランスフォーメーションをサポートする金融向け垂直統合型デジタルソリューションを提供している。
研究所は加えて、限定的なMembership Programを新設し、世界の投資家やチェンジメーカーにその成長するコミュニティーに加わるチャンスを与えている。FII Institute Membership Programは会員に知識プラットフォームへの限定的アクセスを提供するが、それには世界的な大学、組織による多彩なリポートや世界トップレベルの研究が含まれる。さらに、世界的な研究出版企業シュプリンガー・ネイチャー（Springer Nature）の支援を得て、「Algoritmi Prize（アルゴリズム賞）」の創設を発表した。年1回の科学技術賞は、世界的課題に取り組む現実世界のソリューションを生み出す可能性のある人工知能（AI）とロボティクス研究を評価する。
第6回FIIは10月27日（木）、スポーツ、フィンテック、持続可能性、アフリカの未来に関するまとめ討議を経て閉幕する。
編集者注意：
イベントのファクトシートは以下のウェブサイト参照：
▽FII Instituteについて
Future Investment Initiative（FII）Institute（未来投資戦略（FII）研究所）は、投資部門を有し、1つのアジェンダ「Impact on Humanity」を掲げる国際的な非営利財団である。国際的、包摂的で環境・社会・企業統治（ESG）の原則にコミットし、世界中の優秀な人材を育成し、人工知能（AI）、ロボティクス、教育、医療、持続可能性の5重点分野でのアイデアを現実世界のソリューションに変える。
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