【北京2022年10月25日PR Newswire=共同通信JBN】
Sinopec Southwest Oil & Gas Company of China Petroleum(「Sinopec Southwest」)& Chemical Corporation(HKG:0386「Sinopec」)はこのほど、四川盆地で展開しているJinshi 103HF探査施設で新たなシェールガス埋蔵を発見した。これは1日の天然ガス生産量が25万8600立方メートル、評価資源容量が3878億立方メートルに達する中国のシェールガス探査での大きな画期的成果であり、カンブリア紀のQiongzhusi層における最初の発見である。この発見により四川盆地におけるシェールガスの埋蔵量は大幅に拡大し、シェールガス探査と生産がさらに促進される。
四川盆地はLongmaxiとQiongzhusiという2つの主要層で構成されている。前者は中国初の深部シェールガス田であるウェイロン(Weirong)を含む大規模な探査と生産を行っており、Qiongzhusiは将来の探査の可能性が最も高いことを誇示している。今回の画期的成果は単一地層からのシェールガス探査と開発を拡大し、新たな地層とガス田のタイプに到達するための強力な推進力をもたらし、四川省と重慶地方で1000億立方メートルの容量を持つ国家天然ガス(シェールガス)の埋蔵量を構築することに寄与する。
Sinopec Southwestは有機質の豊富な黒色頁岩でシェールガスを探査する従来からの手法から転換してカンブリア紀の頁岩層の新たな評価基準を確立し、これによりシルトシェールガスの探査ターゲット層が発見された。薄い頁岩層、大規模な縦方向の応力差、大規模な変換の難しさといった課題に直面した同社は新たな破砕プロセスと破砕流体装置を導入して多段階の破砕変換を実現した。
過去10年間、Sinopec Southwestは石油とガスの探査と開発を進め、世界初の超深度の高硫黄リーフガス田であるユアンバ(Yuanba)ガス田の完成、中国初の深度シェールガス田であるウェイロン(Weirong)シェールガス田の確認などの大きな成果を上げた。同社はHexingchang Xujiahe、Yongchuan Longmaxi、 Jingyan Qiongzhusi層を含む1000億立方メートル超規模の新たな埋蔵量を実施に移した。同社の年間天然ガス生産量は2012年の28億2000万立方メートルから2021年には80億100万立方メートルに増加して累積生産量は529億5000万立方メートルとなり、この子会社はSinopec Groupで最大の天然ガス生産者となった。
詳細はSinopec(http://www.sinopec.com/ )を参照。