【オタワ（カナダ・オンタリオ州）2022年10月21日PR Newswire＝共同通信JBN】カナダ造幣局（Royal Canadian Mint）は、バルバドス中央銀行とともに「Barbados $1 Glow-in-the-Dark Flying Fish」流通コインが国際通貨協会（IACA）2022年最優秀通貨賞の新記念・テスト流通コイン部門最優秀賞を受賞して喜んでいる。バルバドスのCOVID-19パンデミック克服を助けたバジャン現場労働者をたたえて発行されたこのパッド印刷カラー流通コインは、造幣局独自のフォトルミネッセンス技術で強化され、逆境の陰を突き破る希望の光を象徴している。カナダ以外のコインに初めてとり入れられた暗闇で光るカラーのIACA賞は20日、オランダのアムステルダムで開催された2022年コイン会議で正式授与された。
カナダ造幣局のMarie Lemay社長兼最高経営責任者（CEO）は「カナダ造幣局は、カナダとカナダ国民だけでなく、世界通貨業界の利益のためにも、コイン製造の技法と科学の進歩に専心している。IACAによる今回の認定は、当社の革新的戦略とバルバドス中央銀行など主要国際顧客との戦略的提携に対する重要な評価であり、当社の技術進歩が世界中の流通コインユーザーに違いをもたすことを示している」と語った。
この限定版流通コインは2020年11月28日にバーチャル発行された。コインは、バルバドスの代表的な1ドル流通コインの「トビウオ」デザインが造幣局の暗闇で光る塗装技術で際立っている。コインは一般に流通するほか、特別記念クレジットカード型パッケージでも入手可能である。
最優秀通貨賞は2007年、通貨の発行、生産、加工、管理、流通の卓越性を推進、認定するために導入された。造幣局は次のような受賞歴を誇りとしている：
＊Covid-19パンデミックに対応して実施された通貨イニシアチブ（他組織）特別賞：カナダの現場労働者や地域社会の違いを生み出す人々の表彰メダル（2021年）
＊新コイン製品・機能・流通イノベーション部門最優秀賞：トライメタルトークン技術（2019年）
＊新コミュニケーションプログラム部門最優秀賞：カナダ建国150記念流通コイン（2017年）
＊新記念・テスト流通コイン部門最優秀賞：ニュージーランドの50セントAnzac100周年記念カラー流通コイン（ニュージーランド準備銀行と共同受賞、2015年）
＊新コインイノベーション部門最優秀賞：2012年発行の先進セキュリティー機能付き多層メッキスチール1ドル・2ドル流通コイン（2013年）
＊新コインシリーズ部門最優秀賞：2010年バンクーバー冬季五輪記念流通コインプログラム（2011年）
＊新コイン部門最優秀賞：2006年25セント・ピンクリボン流通コイン（2006 25-cent Pink Ribbon circulation coin ）（2007年）
このプロジェクトの動画と写真は次を参照：
▽カナダ造幣局について
カナダ造幣局（Royal Canadian Mint）はカナダで流通するコインの鋳造、流通に責任を持つ国営企業である。造幣局は世界最大で最も多様な造幣局の1つであり、幅広い特殊な高品質コイン鋳造商品とそれに関連するサービスを国際規模で提供している。造幣局とその商品、サービスの詳細はwww.mint.ca を参照。また、Twitter（https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3682054-1&h=3331017610&u=https%3A%2F%2Ftwitter.com%2FCanadianMint&a=Twitter ）、Facebook（Facebook ）、Instagram（Instagram ）で造幣局のフォローを。
▽IACAについて
官民両部門と協力するIACAの目標は、現金払いサイクルの利害関係者が関心のある事項について協議と協力の国際交流を提供し、各種のプロジェクト作業、プログラム、情報源がもたらす利益を業界に還元することである。会員企業は、中央銀行、通貨発行機関、財務省、官民印刷工場、官民造幣所、現金管理企業、通貨業界サプライヤー、現金処理サプライヤーなど現金払いサイクルの利害関係者全員を含む。
