【深セン(中国)2013年11月21日PRN=共同JBN】China Hi-Tech Fair(CHTF)2013は11月16日から深センで開幕し、50カ国以上から100人を超える代表が参加したが、人感センサー、3D技術などのハイテク・スマート製品が大きな注目を集めた。中でも全国代表大会常務委員会の前副委員長で前中国科学院の前院長の路甬祥氏と海峡両岸関係協会の陳徳銘会長が特にこれに注目した。
路甬祥氏は、3D人感センサー・イメージ・マッチング・システムのデモンストレーションを見学し、技術者から説明を受けその機能と商業的展望を知り、これを高く評価した。同氏は人感センサー、3D、ボイスの技術を組み合わせることによって最先端の人感センサー製品の開発をより革新的に進めるように開発者を激励した。同氏はその後、市場拡大についてのアドバイスと、CHTFを外国市場の開拓のためのプラットフォームとして最大に活用する方法を授けた。
現在、中国の多数のショッピングモールやファッションブランドは事業拡大のために上記の技術を利用し始めた。電子商取引のプラットフォームとその技術保有者との間での協力交渉が現在進行している。協力関係ができれば、設備が空港、地下鉄駅、オフィスビル、高級住宅施設などに設置される。そうすれば、消費者が例えばオンラインとオフラインをつなぐO2Oマーケティングや、電子商取引と関係を持つ機会が増えることになる。
▽CHTFについて
China Hi-Tech Fair 2013(CHTF)は中国・深センで毎年11月に開催される国際的なハイテクイベントである。CHTFは1999年に中国国務院に承認され、10の政府機関および深セン市政府が共催され、中国のハイテク部門に最も大きな影響を与えるイベントの1つである。CHTFは「中国一の技術展」との評価を受けている。1999年に初開催されて以来、CHTFは世界中のテクノロジー企業が技術的成果の展示、情報交換、提携パートナーの発見、ビジネスチャンス探しなどのためのプラットフォームを提供した。詳細はウェブサイトwww.chtf.comを参照。
ソース:The Office of CHTF Organizing Committee