【ジャカルタ(インドネシア)2022年10月19日PR Newswire=共同通信JBN】PT Bank Rakyat Indonesia(Persero)Tbk(IDX: BBRI)は、既存のビジネスプロセスをデジタル化し、新しいビジネス モデルを通じて新しい価値を生み出すために、デジタルと文化の分野に焦点を当て、2018 年から2022 年の期間にBRIvolution 1.0変革プログラムを実施した。
インドネシアのエリック・トーヒル(Erick Thohir)国営企業相は2022年9月28日、ジャカルタで開かれた「2021 BUMN Portfolio Performance(国有企業ポートフォリオ・パフォーマンス)」の記者会見で「国有企業(SOE)の変革は、人的資本、ビジネスモデル、ビジネスプロセス向けだけでなく、企業の透明性と優れたコーポレートガバナンスの一部としての連結財務諸表に対するものでもある」と述べた。
この変革は、収益の増加、利払い前利益、税金、減価償却費、償却前利益(EBITDA)マージンなどの財務報告書の数値からわかるように、SOE のパフォーマンスを後押しすることが証明されており、総投資額に対する債務の比率の低下も見られる。
BRIのSunarso取締役社長は「パンデミックは、BRIvolution 2.0が2025年までに『東南アジアで最も価値のある銀行グループおよび金融包摂のチャンピオン』になるターニングポイントであり、これには、新しい成長の源としてUltra-Micro Holding(UMi Holding)の設立、当座預金口座(CASA)拡大の加速、デジタルトランスフォーメーションの加速が含まれる」と語った。
BRISPOTによってマイクロクレジット(少額融資)申請手続きは月平均2兆5000億ルピアから4兆ルピア以上に増加した。さらに、融資手続きにかかる時間は以前の2週間から2日間へと大幅に短縮された。そのほかの事例には、取扱額が昨年1000兆ルピアを突破したBRILinkやBRImoがある。BRImoはBRIのスーパーアプリで、パンデミック中にユーザーは2020万人へと飛躍的に増え、取扱額は1567兆ルピアになった。
この変革は、有効で正確なデータに支えられた経営情報システムで業績主導の社風をつくるために実行されている。システムは個人や組織が自らの成功を考案して計画することを可能にする。BRIの仕事には健全な競争やシステム、成果のための基盤を用意することが含まれる。
Sunarso取締役社長は「この変革プログラムの実行によって、インドネシア最大手のSOEであるBRIは、景気回復と国家経済の再生で重要な役割を果たすことを楽観視している」と結論付けた。
Bank BRIについての詳しい情報はwww.bri.co.id を参照。