【北京2022年10月12日PRNewswire=共同通信JBN】中国東部・福建省の泉州市は、科学技術のイノベーションを発展の原動力として特に重視し、より強力な能力を備えた第1級の製造拠点になることを目指している。
泉州は、実体経済の発展にコミットしている。泉州は繊維・衣服、履き物、食料、建築資材など、それぞれ1000億元相当の9つの産業クラスターを形成してきた。
同市の2021年の域内総生産(GDP)は1兆1300億元に達し、工業総生産額も2兆元を超えて、工業の付加価値総額は中国のトップ10にランクされた。泉州はまた、他の都市とともに民間経済・技術革新国家実証都市の第1陣指定を受けている。
泉州市政府は過去10年間、科学技術のイノベーション促進を目指して努力し、産業の転換とアップグレード、サプライチェーンの最適化に関する19の政策を策定した。泉州市内の晋江市では、企業が30億元のインセンティブサポート・ファンドにより、今後2年間に科学技術の革新と産業の変革を強化することが奨励されている。
さらに、泉州は、2000近くの企業が技術的問題を解決するのを支援するため、大学や企業、学術機関とともに一連の技術プラットフォームを構築した。プラットフォームは、インテリジェント機器、情報、繊維、建築資材などの分野をカバーしている。
複数の科学技術イノベーション政策に支えられ、同市の工業生産能力は劇的に高まった。過去10年間の泉州の工業総生産額は2012年の9500億元から2021年の2兆4000億元へと急増した。一方、1億元相当の工業企業の数も2012年の1704社から2021年には3091社にまで増えた。
現在、ハイテク産業が泉州の高品質発展のための新しいエンジンになりつつある。2021年末までに、合わせて1630社のハイテク企業が市内に進出した。一定規模以上のハイテク企業の今年上半期の付加価値は、前年同期比で13.5%増加した。
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