【ヒューストン2022年10月7日PR Newswire=共同通信JBN】Ascend Performance Materialsは7日、製品のカーボンフットプリントを削減するための2つの取り組みを発表した。同社は、グローバルなコンパウンド事業をカーボンニュートラルにすることで、総合ポリアミドメーカーとして初めて事業の相当部分を脱炭素化し、バイオベース素材の使用で国際持続可能性カーボン(ISCC+)認証を取得した。
北米、欧州、アジアにあるAscendの7つのコンパウンディング施設は、電気自動車、バッテリー、再生可能エネルギーシステム、その他無数の用途に使用されている同社のエンジニアードマテリアルVydyne(R)、Starflam(R)、HiDura(TM)を製造している。
各施設のスコープ1と2の排出量のカーボンニュートラルは、プロセスの改善、再生可能エネルギーとカーボンオフセットの組み合わせによって達成された。この成果は、年間では乗用車4000台分の排ガス削減に相当する。
Ascendは現在、完全統合生産のもう一方で、バイオベースの原料を使用し、マスバランス方式でアクリロニトリル、アジポニトリル、ヘキサメチレンジアミン、ポリアミド66を製造していると認証されている。この認証により、AscendのPA66ポリマーは、最大40%がバイオベース原料で製造できるようになった。
AscendのChris Johnson持続可能性担当ディレクターは「カーボンフットプリントの削減は、当社の持続可能性の取り組みの大きな部分を占めている」「当社は、環境と製品性能のバランスのとれた、社員、近隣住民、顧客、消費者に利益をもたらす、有意義かつ長期的な改善に注力している」と語った。
完全統合型の耐久財メーカーであるAscendは、2030年までに温室効果ガス(GHG)の排出の80%削減を公約している。この目標に向け、同社はフロリダ州ペンサコーラのナイロン工場で排出削減技術に、アラバマ州ディケーターのアジポニトリル工場ではコージェネレーション装置に、それぞれ投資してきた。また、テキサス州アルビンにあるAscendのアクリロニトリル工場で使用するエネルギーの30%は、電力購入契約を通じて実用規模の太陽光発電所から供給されている。
AscendのPhil McDivitt社長兼最高経営責任者(CEO)は「当社は、世界中の顧客のニーズに応えるために成長しつつも、持続可能性で業界をリードしていくとの公約を堅持している」「これらのマイルストーンは、蘇州製であろうとペンサコーラ製であろうと、当社の製品ならことごとく、環境への影響を最小限に抑えてつくられているようにするための大きな一歩だ」と語った。
Ascendは、10月19日から26日まで開催される「K 2022」のホール6スタンドA07で、「共に前進する(Advancing Together)」をテーマに、低カーボンフットプリント製品を含む同社の持続可能性への取り組みを紹介する。
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