【北京2022年9月13日PR Newswire＝共同通信JBN】このほど閉幕した2022 China International Fair for Trade in Services（中国国際サービス貿易交易会、CIFTIS）では、多くのハイテク企業がデジタル技術や製品を紹介し、デジタルサービス貿易の革新的な発展の機会到来を告げた。
中国の首都北京の首鋼園で開かれた2022年中国国際サービス貿易交易会（CIFTIS）の金融サービス展示場で、e人民元（デジタル人民元）決済を体験するのに列を作る来場者ら－2022年9月4日（Xinhua/Jin Haoyuan）
CIFTISのメタバース体験館は、XRバーチャルシューティング技術や眼鏡不要の3D技術、ホログラフィック双方向空間などによって観衆に深い没入感のある旅行体験を生み出し、多くの来場者を引き付けた。
メタバース体験館の出展者の多くは、CIFTISはメタバースが消費者レベルのサービス貿易市場に進出するための懸け橋となったとの見方を強めている。
2022 CIFTISの首鋼園会場での通信、コンピューター、情報サービス展示エリアでは、さまざまな形のロボットをほとんどすべての展示ブースで見ることができ、ロボットはさまざまなスキルを披露して出展者にとって宣伝大使の役割を果たしていた。
人口知能（AI）やビッグデータ、クラウドコンピューティング、5G、ブロックチェーン、その他の先進技術を盛り込んだ多くの実用製品もイベントで展示された。
北京協和医科大学付属病院（Peking Union Medical College Hospital、PUMCH）のFeng Ming医師によると、PUMCHは今年のCIFTISで、テンセントAIラボと中国科学院自動化研究所（Institute of Automation of the Chinese Academy of Sciences）との共同開発によるポータブル式のインテリジェントニューロナビゲーションロボットを展示した。
このロボットのナビゲーションプラットフォームは、手術技術とPUMCHの神経外科チームの経験を一体化し、さらに術前画像と一体化されており、医師が術中損傷を突き止めてロボットアームを使って穿刺手術を行うのを手助けすることができ、さらなる困難を軽減し、手術の精度を向上させることにつながる。
イベントではデジタル人民元も目を引き、多くの銀行、保険会社、フィンテック企業が金融サービスの展示エリアでそれぞれのe人民元製品を紹介した。
中国銀行はデジタル人民元ハードウォレットを発表した。同行ブースのスタッフの説明によると、ハードウォレットはモバイルフォン決済に慣れていない高齢者や子どもなどのグループが、現金を所持せずに支払いを済ませるのを手助けすることができる。
出展者らによると、CIFTISは金融機関と人々、デジタル人民元の間の距離を短縮するのに役立ち、展示会でのインタラクティブな催しにより、観衆はデジタル人民元の安全性や利便性、効率性をより直観的に体験することができた。これは「デジタル人民元プラス」の応用にとって有用なことである。
https://en.imsilkroad.com/p/329919.html
