【北京2022年9月13日PR Newswire=共同通信JBN】北京で5日に閉幕した2022 China International Fair for Trade in Services(中国国際サービス貿易交易会、CIFTIS)の期間中、多くの国際企業がサービス貿易における協力を深めるための中国との協力協定に署名し、海外投資家にとっての中国市場の強い魅力を映し出した。
世界有数の規模と包括性を持ったサービス貿易交易会である2022 CIFTISは、国際協力の促進において実りある結果を達成した。
この交易会では、中国国際航空(エア・チャイナ)と英国の巨大エンジニアリング企業であるロールスロイスが、エンジンの整備、補修、オーバーホール(MRO)を行う、登録資本金1億9000万米ドルの新しい合弁事業を北京に設立することを発表した。
イタリアの法律事務所D'Andrea & Partners Legal Counselの政府業務マネジャーであるCao Qian氏は「CIFTISに参加したのはこれが初めてだが、われわれは中国との協力について楽観的である」と述べた。さらに同氏は、D'Andrea & Partners Legal Counselはこの数年で北京、深セン、香港にオフィスを開設しており、サービス貿易交易会を通じてさらなる協力のチャンスを見いだし、中国でハイエンド向け法務サービスを開発することを期待していると付言した。
米国の大手テクノロジー企業Qualcommは25年にわたって中国市場に参入しており、サービス貿易交易会にも3回参加している。同社はその分離レンダリング技術とChina Mobileの5Gネットワークスライシング技術を組み合わせた「Gongti Metaverse」の応用シナリオを提示した。
QualcommのHou Mingjuanグローバル副社長は「当社は既に中国の業界パートナーと深い提携関係にある」と述べ、高度な解放による質の高い発展への中国のコミットメントは、Qualcommのような多国籍企業が中国の顧客との協力を継続し、さらに拡大するにあたっての自信を与えてくれたと付言した。
北京の中央財経大学・中国インターネット経済研究センターのOuyang Rihui副所長によると、中国のサービス部門は世界で「マグネット効果」を引き起こしている。
2012年から2021年にかけて、中国のサービス部門における外資の利用実績は、602億7000万米ドルから1405億1000万米ドルに増加し、その規模は1.3倍に拡大した。
2020年の第3回中国国際輸入博覧会の期間中に中国商務省が発表した中国のサービス輸入に関する報告によると、2025年までに中国のサービス輸入は2兆5000億米ドルに達すると予想されている。
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ソース:Xinhua Silk Road