【北京2022年9月6日PR Newswire=共同通信JBN】世界的な大手ソーラー製品メーカーのSeraphim Energy Group Co., Ltd.(Seraphim)はこのほど、同社の28mmフレーム軽量モジュールが低温機械負荷試験に合格したと発表した。これは、同製品の信頼性と同社の技術力を反映するものである。
国際電気標準会議(IEC)規格によると、静的機械負荷試験はPV(太陽光発電)モジュールが雪や風の荷重に耐える能力を判断するための一般的な試験である。地球規模の気候変動の悪化により、PVモジュールは極寒の気象条件にさらされており、モジュールの機械的強度、素材の耐久力、トラッカーへの接続に課題が生じている。
このため、Seraphimは第3者機関のテュフズード(TUV-SUD)と共に、極低温条件下で28mmフレーム軽量モジュールの機械的信頼性試験を実施した。マイナス40度の極低温、4クランプ設置の条件下で、表面5400Pa、裏面2400Paの静的機械負荷試験が完了した。
その結果、モジュールは深刻なクラックもなく良好な外観を維持していることが示された。また、絶縁・湿式漏れ試験にも合格し、電力減衰は5%未満だった。この結果は、極低温条件下でも、Seraphimの28mmフレームの軽量モジュールが安全で信頼できることを明確に証明している。
SeraphimのPolaris Li社長は「PV製品は世界中でより多様な環境の中で設置されており、その性能はますます高い要求に直面している。Seraphimは、10年以上にわたる研究・開発(R&D)と技術的経験に基づき、PVモジュールの性能を向上させ、多様な要求を持つクライアントにより良いサービスを提供するためのイノベーションにコミットしてきた」と語った。
Seraphimが2013年に世界クラスのR&Dセンターを建設し、完全なR&Dおよび試験能力を誇っていることが知られている。また、40以上の最適化特許を装備した効率の高い自動組立ラインも持っている。確かな技術力と生産能力を備えた同社は、世界で合計7.5GWの生産力を有している。現在までに、14GW以上の製品が世界の40カ国超に設置されている。
ソース:Xinhua Silk Road