イーストラザフォード(米ニュージャージー州), 2022年9月1日 /PRNewswire/ -- Cambrexは1日、ノースカロライナ州ハイポイントの小分子原薬(API)製造施設への3000万ドルの投資第1段階が完了したことを発表した。新たに建設された施設には合計3万平方フィートの分析および化学開発ラボが追加され、85人の分析・化学開発の科学者に将来的な作業スペースが提供される。これらのラボは同施設の現在の臨床製造エリアで製造されるAPIの開発と共に、将来的に拡張される臨床製造設備と商用製造設備をサポートする。
CambrexのTom Loewald最高経営責任者(CEO)は「臨床開発中の治療法の数が増加し、オーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)を含む、より標的を絞った治療法へと向かう傾向の中、この拡張によりCambrexは小規模API製造の需要増に対応する準備を整えることができる。この拡張は、単に能力をもたらすことにとどまらない。最新鋭のテクノロジーとラボ設備、エネルギー効率の高いインフラ、そして当社の科学専門家がクライアントと協力して働ける理想的な空間を提供するものである」と述べた。
現在進行中のプロジェクト第2段階では、最大2000リットルのリアクターを備えた臨床・商業用の製造設備を増設し、施設の製造能力を約2倍に高める予定である。新しい商用エリアではオーファンドラッグやニッチ療法の製造に理想的な規模が提供される。また、この施設で開発された、より大量の製品はアイオワ州とスウェーデンにあるCambrexの大規模施設のいずれかで商業製造を行うことが可能である。この拡張は、連続フロープロセスの開発、製造、および大規模化のための拡張機能を含むCambrexハイポイント連続フロー研究開発中核拠点に対して同社が2021年に行った投資に続くものである。
Cambrexは製品開発および製造サービスのアウトソーシングへのニーズの高まりを満たすため、北米および欧州のネットワークにわたる能力と生産能力の拡大を継続する。
▽Cambrexについて
Cambrexは、原薬、製剤、分析サービスを医薬品ライフサイクル全般にわたり提供している世界有数の医薬品受託製造開発機関(CDMO)である。40年以上の経験を有し、北米と欧州のグローバル顧客にサービスを提供しながら規模を拡大している2300人超の専門家チームを擁するCambrexは、ブランドおよびジェネリック市場におけるAPIと最終剤形の開発・製造の信頼できるパートナーである。
Cambrexは、生体触媒、連続フロー、規制薬物、固体科学、材料特性評価、安定性保管、高活性APIなど、幅広い特殊原薬技術、機能を提供している。さらにCambrexは、経口固形薬、半固形薬、液薬など従来の剤形に加え、徐放薬、多剤混合薬、小児用薬、二層錠、スティックパック、局所薬、規制薬物、無菌および非無菌軟膏などの特殊剤形製造の専門知識も有している。
▽問い合わせ先
Jennifer Therrien
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