【北京2022年8月29日PR Newswire=共同通信JBN】金融業界の洞察に関して権威のある世界的プラットフォームのThe Asian BankerはFinance China 2022で、2022 Financial Technology Awards(2022年金融テクノロジー賞)の受賞者を発表した。交通銀行(BOC、Bank of Communications)はHuawei Cloud FusionInsightインテリジェントデータレイクを使って同行が構築したLakehouse DaaSにより、Best Big Data Implementationアワード(最優秀ビッグデータ実装賞)を受賞した。
BOCの事業は過去数年で急速に成長した。同行は事業分野の数を増やし、事業プロセスをより多様で便利かつインテリジェントにした。その結果、かつてないほどの量のデータが生成され、複雑なアプリケーションに利用されている。これらのデータに対応するため、BOCはHuawei Cloud FusionInsight MRSクラウドネイティブデータレイクおよびHuawei Cloud GaussDB(DWS)データウェアハウス上に、インテリジェントデータレイクのLakehouse DaaSを構築した。
BOCはGaussDB(DWS)分散型データウェアハウスを活用してデータへのアクセスを強化し、効率と品質を向上させながらデータの利用コストを削減した。また、BOCは包括的なデータ分析のための高品質で一元的なダッシュボードを構築し、銀行の業務における意思決定を支援し、データの価値を最大化することに役立てている。
FusionInsight MRSリアルタイムデータレイクは、BOCがリアルタイム収集とコンピューティング、バッチストリームコンバージェンスなどの新しい技術的機能を開発するのに役立った。また、同行はリアルタイム収集、コンピューティング、分析、消費データフローを展開し、さまざまなリアルタイムおよび準リアルタイムのビジネスシナリオをサポートしている。
インテリジェントデータレイクを立ち上げて以来、BOCは幾つかの分野で飛躍的な成長を遂げた。
BOCはファーウェイ(Huawei、華為技術)と協力し、ビッグデータプラットフォームを再構築した。同行はビッグデータに関連するサービスを迅速化し、マーケティング、リスク管理、監督、業務にタイムリーな情報を提供することを目的にしている。また、同行はモニタリングの一元化、プロセスベース管理の実現、データガバナンスのためのデータ資産の可視化も目指している。最終的に、BOCはデータをビジネスに役立つようにし、全面的なデジタルバンクになることを望んでいる。
これまでに、ファーウェイは60以上の国と地域の、世界の上位100銀行のうちの49行を含む2000を超える金融顧客にサービスを提供してきた。銀行、証券会社、保険会社、他の種類の金融顧客は多くの場合、Huawei Cloud FusionInsightを中核データ分析プラットフォームに使っている。このソリューションは、こうした顧客がデータとAIが収束するプラットフォームを構築することに貢献している。
ファーウェイはこれからも価値の高い分析機能を顧客に提供し、フィンテックイノベーションと通じて顧客のデータ価値を最大化していく。
ソース:Huawei