夏休み期間中、旅行に出かける方への注意喚起:ハッカーはフリーWi-Fiで待ち伏せしています
LONDON, 2022年8月4日 /PRNewswire/ -- NordVPNの最新調査によって、旅行者の4人に1人が海外旅行でフリーWi-Fiを利用している間にハッキング被害に遭っていることがわかりました。そしてほとんどの場合、駅、バスステーション、空港にいるときに起こっています。これらの交通機関は、日本では最も一般的な移動手段として利用されるものばかりです。
「フライトや電車の待ち時間には、当たり前に携帯電話を触りますよね。しかし日本人は休暇中のオンラインセキュリティのことを忘れがちです」とNordVPNのサイバーセキュリティ専門家のダニエル・マルクーソン氏は言います。「ハッカーはそこにつけこんできます。空港や駅などの公共Wi-Fiネットワークの脆弱さを利用し、個人情報や企業の情報にアクセスするのです」
空港や駅などのフリーWi-Fiの危険性とは?
海外でその場所の正しいWi-Fi名が分かるわけもなく、それゆえ旅行者は罠にかかりやすいのです。ハッカーは、空港や駅といった旅行者がよく訪れる場所に「イーブル・ツインズ(邪悪な双子)」と呼ばれる偽物のWi-Fiホットスポットを設置します。旅行者がそのホットスポットに接続すると、クレジットカード情報や個人的なEメール、様々な信用情報などを含むあらゆる個人情報がハッカーのところに送信されるという仕組みです。
しかし正規の公共Wi-Fiネットワークも安全とは限りません。なぜなら、それらもあくまでオープンアクセスだからです。ハッカーは自在にオープンネットワークに接続し、ユーザーのオンライン行動をのぞき見して、パスワードや個人情報を盗むことができるのです。これは「中間者攻撃」と呼ばれ、サイバー犯罪者が自身のデバイスを一般ユーザーとWi-Fiスポット間のやりとりの途上に設置することで引き起こされます。
「あなたのデバイスを守る唯一の方法は、VPNを利用することです。我々の調査では、旅行中にフリーWi-Fiを使用する際、78%以上の人がVPNを利用していません。それこそハッカーの攻撃に対しての脆弱性を加速させる行為です」とダニエル・マルクーソン氏は述べます。
旅行者はどのように身を守ればよいか
フリーWi-Fiが個人情報を危険に晒すとはいえ、多くの旅行者がフリーWi-Fiを必要としていることも事実です。日本人が旅行中のデバイス保護のために取るべき対策を、NordVPNの専門家が以下の通りまとめました。
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